NASA 古参のボイジャー1号 最後のスラスタ修理で延命成功!
引用元:https://news.ycombinator.com/item?id=44000700
”It’s Quieter in the Twilight”っていうのは、この関連エンジニアたちについての2022年の映画らしいよ[1].予告編はこっち:https://www.youtube.com/watch?v=8vJT8AW0wYw ,広告付き無料版はこっち:https://www.youtube.com/watch?v=RIP1p5gAoak
この素晴らしい映画の一部は、オーストラリアのキャンベラにあるDeep Space Network局の70メートルアンテナが何ヶ月も停止してたことについてだったんだ.偶然にも、今回のVoyager 1のスラスタに関するJPLの新しいプレスリリースにも、同じアンテナが2025年5月から2026年2月までまた何ヶ月もアップグレードのために停止するって詳しく書かれてるんだよね.
あのアンテナだけが、Neptuneフライバイの後に黄道面より南に飛んだVoyager 2にデータを送信できるんだ.一方、Saturnフライバイの後に黄道面より北に飛んだVoyager 1には、スペインとカリフォルニアにあるDSN局からまだ送信できるみたい.(The Registerの記事やJPLのプレスリリースで引用されてるTodd Barberさんが、この映画にも出てるよ)
https://therarbg.to/post-detail/49665e/its-quieter-in-the-tw...
おすすめありがとう!昨夜これ見たんだけど、プロジェクトを続けてる中の人たちの話が聞けてめっちゃ面白かったよ.
この修正プログラムをプッシュして、何時間も経ってから成功の確認が得られるってのが、どれだけやりがいあることか想像できないな.残りのキャリアずっとそのハイを追い求めるだろうな.
今は”待機期間”だね。片道1日以上、往復でもっと。成功したら嬉しいけど、48時間ソワソワしっぱなしは、ちょっとキツいな。
うまくいってマジ良かったね。でも、もう一つの可能性–JPLが言ってた”小さな爆発を起こすかも”–も、ある意味面白かったかもね。”火”と”氷”どっちかな、みたいな。Robert FrostのFire and Iceみたいだ。
https://www.poetryfoundation.org/poems/44263/fire-and-ice
もし失敗してたら、’Voyager Iを壊したヤツ’って永遠に言われちゃうとこだったね。その操作をする前のプレッシャー、マジ想像してみてよ。
最高の勝利ってさ、失敗しなかったことへの安堵が半分くらいだよね。
文字通り何十億キロも離れた場所から、もうダメだって思われてたものを復活させたんだぜ。
さあ、知識を探求する(voyagersみたいな)子供たちでいっぱいの教室に、この発見を伝える時のワクワクを想像してみてよ。NASAと全ての先生に乾杯!
>使用中のバックアップロールスラスタは、燃料ラインの残留物蓄積により、現在危険にさらされている
マジで人間みたいな経験してんな、この探査機
「燃料ライン詰まりの原因は、劣化したゴム部品からのシリカ(二酸化ケイ素)だよ」という技術詳細。NASA記事では「47年後、チューブが二酸化ケイ素で詰まった」と。HNコメンターがNTRS文書で「テフロン含むゴム風船で燃料を押し出すけど、ヒドラジンがゴム劣化させてる」と解説。
┕ https://science.nasa.gov/missions/voyager-program/voyager-1/…
┕ https://ntrs.nasa.gov/api/citations/19810001583/downloads/19…
┕ https://news.ycombinator.com/item?id=41525267
23世紀にV’Gerが戻ってきて、旅の話を聞かせてくれるのが待ちきれないね。Star Trekの映画についてだよ。
50年前の技術に、超低帯域幅で何時間も遅延がある回線を使って、物理的なアクセスもなしに、無線アップデートしてるなんて信じられないよな。しかもリンクを失ったり、完全に壊したりすることなくやってるんだぜ。Viking Computer Command Subsystem(CCS)について調べてみたんだけど、ほとんど資料がなかったんだ。
いつもこんなに幸運なわけじゃないんだよね。Mars Global Surveyorはアップデート失敗でダメになっちゃったし。
こういう瞬間を見ると、NASAのロゴを見るたびに鳥肌が立つ理由がよく分かるよ。これはただの科学じゃなくて、人間の驚くべき、感動的な功績なんだ。NASAチーム、本当に素晴らしい仕事だよ。
何十年にもわたる人間の好奇心、粘り強さ、創造性が、太陽系の果てから今も僕たちに語りかけてくる、あの小さな探査機に全部詰まってるんだ。
ああいう好奇心旺盛な精神が懐かしいよな。今は泥仕合とか内省ばかりで、お金も碌な使い方ができない人たちの手にあるし。Bill Gatesの寄付みたいのが、精神的には普通であるべきで例外じゃないはずなんだ。
Voyagerがもうすぐ1光日も先に行っちゃうなんて、マジでSFの世界だけど、現実なんだぜ。
NASAって信じられない成功話が超多くて、「やらかした!」って失敗が少ないのヤバすぎ。
Mars Climate Orbiterみたいに単位換算ミスった失敗もあるけど、Apollo 13の奇跡みたいのがもっとある。
Apollo 1みたいなのもあるけど、Perseverance Roverみたいにロケットで浮くクレーン作ったすごい話もあるしさ。
完全に同意!NASAはいつもすごいことしてるよね。
でも「Imperial vs Metric」の話に口出しさせて。
>「単位換算ミスりましたテヘペロ」はUS Customaryの間違いだよ。アメリカはImperial使ってない。
Mars Climate Orbiterは単位換算エラーじゃなくて、LockheedがUS Customaryで送ったデータをNASAのSI期待システムに入れたのが原因。
どっちかに統一されてれば大丈夫だったんだ。
>あり得ない成功談が超多くて、「やらかしました!」みたいな大失敗が少ない
それってさ、「早く動いて壊せ」じゃなくて、エンジニアがちゃんとエンジニアリングさせてもらえる環境だからだよ。
スペースシャトルは2機爆発して、乗ってた人みんな死んだんだよ。
ChallengerとColumbiaのことね。
うん、事故は起きたね。それぞれの失敗にも面白い話はあるけどさ。
でも俺が言いたいのは、奇跡的な失敗より成功の方が多かったってこと。
Space Shuttleがレンガみたいに飛んで、着陸チャンス一回なのにColumbia以外全部成功したの凄すぎない?
Apollo計画も面白くて、例えばApollo 14では、ヒューストンが無線で新しい機械語を読み上げて、飛行士が手でPOKE命令打ち込んでプログラム変えたりしたんだぜ。
>Columbia以外
Challengerもだよ。
固体ロケットブースター(SRB)のせいで打ち上げ途中に爆発したんだから、これは軌道船(レンガみたいに飛ぶ部分ね)の着陸の話とは関係ないでしょ。
Columbiaはさ、軌道に乗る前にダメになってたんだよ。
着陸のプロセスに問題があって失われたわけじゃないんだ。
それは俺の言いたいことじゃないんだよ。辛い失敗から学んだおかげで、成功率は高いんだから
それってさ、あなたが反例を挙げた相手が言いたかったことなんじゃないの?
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お互い悪気はないってことにしようよ。ある人は圧倒的な良い実績を強調してるし、別の人は良くなかったことが”うっかり”じゃ済まないって指摘してる。どっちも正しい面があるってことだろ
そうそう、亡くなった14人の宇宙飛行士に敬意を払いたいね。触れるべきだよ。NASAには大変な後退があったんだ、”うっかり”なんかじゃない。スレッドを乗っ取るつもりはなかったよ。Voyagerチーム、本当にお疲れ様!
それはコメントの捉え方がちょっと違うと思うな。誰もスペースシャトル乗組員を軽視してるわけじゃない。”うっかり”って言ったのは、人命に関わらなかったMars Climate Orbiterの事故のことだよ
代わりに、有人宇宙飛行を(ほとんど)何十年もやめたんじゃなかったっけ?
何かをやるにはコストがかかるんだ(Challengerの事故、当時テレビで生で見たの覚えてるよ)。時々、橋とか道路とか建物を造ってるときに作業員が何人も亡くなったってニュースを見るじゃん。でも橋とか造るのやめないよね。もっと安全にするだけだ。これからも不必要な、事故での死は続くのか?残念だけど、そうだよ。でも、これを最小限にしようよ。
それに、他のミッションはたくさん成功したじゃん。失敗から学んで、進歩するんだよ
うん、それは”非常識”とか”狂気”じゃないんだよ。大変な思いをして学んだんだ。苦い教訓だったんだよ。
NASAはすごいPR会社だよ。俺からしたら、本当のヒーローはNASAがロゴを貼り付けてるCalTech-JPLとかArizona Stateとか、他の機関だと思うな。
うちの子たちもSpaceX見て興奮してるよ。俺はシャトル、親父は月面着陸だけど、今はもっとすごいこと見てる。車を宇宙に飛ばしたり、子どもたちは大喜び。次の世代のエンジニアはMuskをヒーローにするだろうね。彼の少年みたいな好奇心は変わらない。賛同できないこともあるけど、子どもたちのロールモデルになってくれて感謝してる。彼らが”Elon Muskのロケットみたいに”って言って好奇心繋げるの聞くと、すごく嬉しい。
1977年に打ち上げられたものとまだ交信できて、まだ科学やってて、まだコマンドに反応してるって考えるの、すごいよね…たとえそれがうまくいったか分かるのに23時間待たなきゃいけなくてもさ。
46時間だよ…運が良ければね! :-) コマンドが宇宙船に届くのに23時間、宇宙船の応答が地球に届くのにさらに23時間かかるんだ。運が良ければ、って言うのは、VoyagerプロジェクトはDeep Space Networkのアンテナ時間を他のプロジェクトと取り合わなきゃいけないから。もし46時間空けて2つの枠が取れないなら、コマンドが受信されて正常に処理されたか確認するために遅延テレメトリに頼るんだよ。
俺が知る限りだと、常に少なくとも1つのダウンリンクアンテナがVoyagerに向けられてるはずだよ。少なくとも最後にDSNのサイト見たときはそうだった。
Voyagerへの送信には70メートル級アンテナが必要で、DSNの3局(CalTech-JPL, Spain, Australia)に1つずつある。Australia局だけがVoyager 2を見れるけど、時間制限あり。受信は小さいアンテナでもできるけど、やっぱりスケジュール必要だと思うんだ。つまり、アンテナ向けてDSNシステムの時間も確保しなきゃ。確かなことは分からないけどね。
この夏、JPLでDeep Space Networkのインターンシップの内定もらったんだけど、修士号終わらせるために断らなきゃいけなかったんだ。これ(今回の修理)やってる時にそこにいられたらよかったな!また運が巡ってくるといいんだけど、最近は資金繰りが大変なんだよね。
困難を乗り越える人類の創造力の粘り強さに対する、なんて美しい賛辞なんだ。
Source: https://www.jpl.nasa.gov/news/nasas-voyager-1-revives-backup…
(https://news.ycombinator.com/item?id=43997081)
あれをやれたのはすごいよなー。でも最近、”NASAがイカれたエンジニアリングハックでまたVoyager 1/2の壊れかけシステムを回避した”みたいな記事めっちゃ増えてる気がする。これって、すげえ功績にも関わらず、探査機がもうすぐ寿命だってサインなんじゃないかなって思うんだ。
すごいなー、動かし続けてるの本当に驚きだよ。打ち上げられた時覚えてるんだけど、記事で somehow エンジニアたちが禁止されてたのに、より良い部品とか機能を追加したって読んだんだよね。 Somehow 隠してたらしい。記事に正確に何が書いてあったか忘れちゃったんだけど、何世紀かに一度の惑星直列のおかげでこれができた、って書いてあった気がする。
長期的に重要なシステムを設計するプログラマーにとって、完璧なケーススタディだね。俺たちの全てのfancyな”frameworks”とは違って、Voyager 1は15.6 billion milesも離れた場所で、シンプルなロジックと限られた変更オプションで動いてるんだからさ。
生存者バイアスかもだけど、今の複雑で脆いエンジニアリングがVoyagerみたいな耐久性持つとは思えないんだよね。なんでもvibe-engineeringで済ますと、1年保証過ぎたらどうすんの?宇宙探査機は修理に出せないし。
でも、Starlinksみたいな安い(fr)agile探査機5万個送って、ランダムにアップデートすれば一個くらい50年持つかも。これStarspermって呼ぼうか。あ、やっぱ”/s”つけとこ。
Breakthrough Starshot StarChip (https://en.wikipedia.org/wiki/Breakthrough_Starshot#StarChip)が一番近いかな。
>StarChipはBreakthrough InitiativesがBreakthrough Starshotプログラムのために考えてる、すっごく小さい、センチメートルサイズ、グラム単位の恒星間宇宙船の名前だよ。[1][36]これは、数千個のStarChipsの船団を、地球から約4.37 light-years離れた一番近い恒星系、Alpha Centauriへ送るって提案されてるミッションなんだ。
いつかHackernewsにVoyager 1と連絡取れなくなって、多分二度と聞けないだろうって記事が出るって考えるとクレイジーだよね。すぐかもしれない。その日が来たら、これまでの記事を全部まとめたリストを作ろうぜ。アップボートがやばいことになりそうだよ。
For All Mankindっていうドラマ楽しめるかもね。まさに宇宙開発競争が終わらなかった世界を描いてるんだ。
https://en.wikipedia.org/wiki/For_All_Mankind_(TV_series)
NASAのリーダーシップについてなんか読むおすすめある?あんなデカくて複雑な組織なのに,いつもすごい価値を,しかも超速で出してくるのがマジで驚きなんだよね。
Peter WestwickのInto the Black:JPL and the American Space Program,1976-2004って本がおすすめだよ。NASA本部,JPL,Caltech間は常にゴタゴタしてたらしい。JPLのリーダーもよく変わったし,資金確保も大変。Reagan政権はVoyager 2のフライバイに反対してたみたいだけど,Newt Gingrichとかの政治家がサポートしてくれたんだって。色んな困難があったのにVoyagerが成功したのは奇跡に近いかもね。
なんでVoyager探査機が送ってるデータみたいのを得るために,誰かもっと深宇宙探査機を意図的に打ち上げないんだろう?専用に設計した探査機ならもっと長持ちしそうじゃん。
そこに行くまで何世代もかかるよ(行けたとしてもね)。これらが外宇宙に出られた唯一の理由は,太陽系からの脱出速度を得るための重力アシストのための惑星直列があったからだよ。あれなしでそんな速度に達せるか分からないな。
脱出速度は惑星直列なしでも出せるよ。Voyager計画と直列の本当の目的は外惑星探査で,重力アシストで近くを通ってデータを集めるため。速度アップはあくまでおまけ。脱出速度はGemini(LLM)によると約42.1 km/s。太陽系の惑星見ずに出てくのは変でしょ?Pioneer 10,11やNew Horizonsも外向かってるよ。
https://en.wikipedia.org/wiki/New_Horizons
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_artificial_objects_lea…
惑星直列ってそんなに珍しかったの? 深宇宙に着くまで何十年かかっても、科学への良い投資になりそうだよね。
JupiterとSaturnは20年ごとに並ぶんだって。Saturnの後は外側太陽系の半分に行ける軌道を選べるんだよ。1970年代はUranus, Neptune, Plutoがその辺にあったんだ。Titanを近くで見るんじゃなくて、SaturnからPlutoへ向かうルートでVoyager 1を送るかって話もあったらしいね。
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何百年に一度のアライメントだよ。ほとんどの関心は5つの惑星を訪れることで、外に出ることじゃなかったんだ。もっと速いけど何かスキップする軌道もあるかもだけど、軌道エンジニアじゃないから分かんないな。太陽系の外よりも惑星について学ぶことは多いから、深宇宙ミッションには意味あるよ。他の星までは何千年かかるし、そこまで持つ電源もないしね。(太陽系の外にも学ぶことはあるけど、ほとんどは地球からの望遠鏡で学べる)
正確な数字は忘れちゃったけど、100年くらいに一度のアライメントだと思うよ。
今の場所に着くのに40年かかったんだよね。40年後にやっとデータ集め始めるプロジェクトに資金出す人なんていないと思うな。その間にトップもいっぱい変わるだろうし。
年々感情的になってきてるかも。このすごい機械との通信が途絶えたら、マジで泣くと思う。これを維持してる関係者には頭が上がらないな。(陰謀論的なこと言うと、宇宙じゃ何も起こってないから、もしNASAが応答を合成し始めても誰も気づかないかもね。月面着陸の件みたいに convincing にできるなら、これはもっと簡単じゃない?って /s)
もしかしてエイリアンが捕まえちゃって、応答シミュレートしてたりして? それかシミュレーションの支配者がやってるとか。