日本の科学者、全血液型に対応する人工血液を開発!
引用元:https://news.ycombinator.com/item?id=44163428
昔アメリカのBiopureって会社も牛の血から人工血液作ったんだ。型いらずで常温OK、分子小さくてすごいって期待されたけど、FDA承認は取れず会社は倒産。幹部は投資家だましたり病気装ったり最悪だったよ。懲役刑になった人もいる。今回の日本の研究はうまくいってほしいね!詳しくはこちら→https://en.wikipedia.org/wiki/Biopure
WADAはドーピングに人工血液を指定したんだって。常温OK、型なし、すぐ効くからドーピングに超便利らしい。ツールドフランスとかでチームバスに隠しといて、レース当日にこっそり使えちゃう。Biopureは公式には反対したけど、WADAに名指しされたこと内心喜んでたって話。詳しくはこちら→https://www.wada-ama.org/en/resources/scientific-research/de…
会社が潰れたら、その技術とか特許(IP)はどうなるの?良い製品なのに、なんで他のちゃんとした会社が引き継いでやらないんだろう?
技術がどうなるかだって?20年待って特許が切れてからやるんだよ。特許期間中はダメでも、切れてから大流行する技術は結構あるんだ。アニメーションGIFとか、最初は人気なかったけど特許切れた後にすごい使われるようになったでしょ。
IPはどうなるかって?倒産したなら、多分売られちゃうんじゃないかな。
引き継がれないのは、ただ会社が無能だっただけじゃなくて、もしかしたら技術そのものに何か根本的な問題があったのかもね、ってことじゃないかな。
IPなんて、使わないのにたった1ドルとかで売られちゃうこと結構あるよ。あれはね、自分の会社を守るために特許をたくさん持っておきたいだけなんだ。
あとは、献血ビジネスやってる会社が買い取った可能性もあるかも。牛の血から作ったやつなんて、今の献血ビジネスの脅威になるからね。
それか、パテントトロールが買って、日本の科学者たちを訴えようとしてるかもね。
過去の人工血液はうまく行ったの?アメリカの”PolyHeme”ってのはダメだったみたいね。
https://en.wikipedia.org/?title=PolyHeme
心臓発作が増えたとか、同意なしで試験したとか、色々問題だったんだってさ。
ただヘモグロビンをそのまま入れただけでうまくいったの?抗体反応は?分解しないの?すごい発想だね。気に入ったよ。
この人工血液は期限切れの献血からヘモグロビンを取って、殻で包んで作るらしいよ。血液型がないから適合テストもいらないんだって。
献血由来ではあるから、結局献血は必要だけど、すごい技術だよね。
最初は期限切れの献血を使うらしいね。既存の献血をより活用できるってこと。あとヘモグロビン自体は組換えで作れるんだって。今は動物のでヴィーガンミートとか作ってるけど、ヒトのも同じように作れる。今まではヘモグロビンから使える細胞にする方法がなかったけど、この研究でそれが変わるから、将来は組換えヒトヘモグロビンが簡単に手に入るようになるかもね。
さっきのコメントの動物ヘモグロビンって話だけど、ヴィーガンミートでは植物のLeghemoglobinを使うんだって。
https://en.wikipedia.org/wiki/Leghemoglobin
植物にもヘモグロビンがあるなんて驚きだよね。マメ科植物が窒素固定菌のために使うらしいよ。
DNAだけなら植物とか動物とかじゃないでしょ。1と0がヴィーガンかどうか言ってるのと同じだよ。ちょっと変だよね。
動物から来たならヴィーガンじゃない。彼らにとっては結構ハッキリした線引きなんだよ。
動物や植物からじゃないんだ。コンピュータから作ったものだよ。これはプロライフ活動家がヒト幹細胞を使うことについてどう見てるかと似てる部分があるね。
倫理的な問題だけど、それ自体が悪いわけじゃないと思うんだ。プロライフ派も似た意見だけど、人に押し付けなきゃ別にいいでしょ。
HNの人たちは、プロライフ派の幹細胞研究への考えは絶対反対って言うだろうね。ここに偽善があると思うな。
これのどこが悪いの?俺もプロライフ派には反対だよ。特に他人に研究制限を押し付けるのはダメ。そういう考えは過激かもしれないけど、自分で幹細胞製品を使わないだけなら個人の自由だよね。輸血拒否するエホバの証人も同じ。倫理規定があるなら、人に強制しなければ従うのは自由。今回の人工血液は、過激なヴィーガンでも平気なくらい(植物ヘモグロビン使うだけ)だから、なんでやらないの?
いや、違うよ。これ、ヴィーガンコミュニティでも議論されてるんだ。俺たちの多くは、動物由来のバイオ技術を使った食品には倫理的な問題ないと思ってる。だって、動物を飼育する必要が全くないからね。
すぐ期限切れになるって?
最近死んだ人のは使えるのかな。
献血は保管できる期間が決まってるんだよ。だからこれは献血センターの在庫の話。この技術を使えば、期限切れそうな在庫を「リサイクル」して、捨てずに済むんだ。
俺が思うに、献血の一番の問題は期限切れなんだ。だから一年中ちゃんと献血しなきゃいけない。災害の時は増えるけど、余ったのは捨てられちゃう。期限切れの血を使って、全血液型に対応して、長く保存できる仕組みは、超価値あると思うよ。
「適合性検査いらない」ってのは、マジで大事な特徴だね。みんなが全ての血液型を受け入れられるわけじゃないから。常に輸血が必要で、決まった血液型しかダメな人にとっては、本当に大変な問題なんだよ。
人間の血は42日しか持たないけど、それより長い保存期間が一番のメリットっぽいね。期限切れ間近の血で作れるし、それがさらに2~5年も持つんだから。
これ面白いね。他の人工血液開発もあって、血液由来のやつから化学的に作るやつ(例えばperflurocarbons、酸素運搬能力はhemoglobinより何倍も高い)まであるんだ。
安全で長期保存できる血液代替品は絶対に必要だね。
でも、これって「人工血液」じゃなくて、酸素運搬機能だけを人工的に代替してるんだと思うな。凝固とか、病気と戦うとか、ホルモン管理とか、細胞に栄養送るとか、そういう機能はこの製品にはないでしょ?
それでも、この進歩を見られて興奮してるよ。輸血ってまだリスク高いから、少なくともO2を安全に運んでくれるものがあるのは大歓迎だね。
もっと詳しいことはトップレベルのコメントを見てくれると分かるんだけど、こういう分野の他の製品は「oxygen therapeutics」って呼ばれてるんだ。まさに、血液じゃなくて酸素を届けるシステムだからね。最初にこの言葉を聞いた時は小難しい違いだと思ったんだけど、君の言うことは、この違いがなぜ重要なのか、良い点を突いてると思うよ。
出血後の輸血のほとんどって、赤血球だけだと思うんだ。だから、他の機能(凝固とか)はそもそも輸血でも移されてないんじゃないかな。
輸血には全血とか血漿、血小板、RBCs(赤血球)とか、それに生理食塩水や電解質溶液なんかも使われることがあるよ。
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なんか変だね。日本のチームが人工血液を開発したのは、これが初めてじゃないみたいなんだ。ちょっと検索したら、2019年くらいにも別のチームがあったっぽい(URL)。
https://web.archive.org/web/20201111233217/http://www.asahi….
じゃあ、今回何が違うの?
(もっとよく見たら、2019年の防衛医大のチームもDr Hiromi Sakaiさんがいるね。なんで今これがニュースになってるんだろ?)
君のURLのだと、ウサギでの実験しかしてないね。
この記事では、もう人間での実験をしてて、今年の3月から量を増やしてるところだよ。
>Small-scale studies began in 2022. Three groups of four healthy male volunteers aged 20 to 50 received a single intravenous injection of hemoglobin vesicles — artificial oxygen carriers that mimic the structure of red blood cells — in increasing amounts, up to 100 milliliters. While some participants experienced mild side effects, there were no significant changes in vital signs, including blood pressure. Building on that success, Sakai announced that his team was accelerating the process last July. In March, it started administering between 100 and 400 milliliters of the artificial blood cell solution to volunteers.
>If no side effects are confirmed, the trial will shift to examining the treatment’s efficacy and safety. It aims to put the artificial red blood cells into practical use by around 2030.
副作用がなければ、効果と安全性を確認する試験に進むみたい。2030年頃の実用化を目指してるって。
問題になってる研究試験の論文はこちらね:
https://ashpublications.org/bloodadvances/article/6/21/5711/…
「全血液型に対応」って見た時、てっきり perfluorocarbons のような「完全合成」のやつかと思ったんだ。あれはもうメキシコとかロシアで実際に使われてるんだよね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Blood_substitute#Perfluorocarb…
「PFC solutions(perfluorocarbons溶液)は酸素を非常によく運べるので、人間を含む哺乳類はPFC溶液を液体呼吸しても生き残ることができる」って書いてあるね。
人生で初めて、サーバーにsystemd入れることのうまい例えが見つかったぜ。
肺にsystemd-breatherdを入れるみたいなもんだな。
これって映画”The Abyss”で使ってたやつじゃね?
これってたぶん、このリポソーム技術のことじゃない?(筆頭著者 Sakai)
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33845721/
彼らのヘモグロビン準備プロセスについて
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30715862/
自分でリポソーム作りたいならこっちね
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8234105/
アメリカのKalocyte社も保存可能な人工血液を開発してて、DARPAと組んでるよ。New Yorkerの記事でも紹介されてた。
https://www.newyorker.com/magazine/2025/02/10/the-long-quest…
あのジョークの解説ね。
https://www.cnbc.com/2022/06/30/why-blood-makes-up-over-2poi…
ただ、血液製剤とかも含めてるから、あの2~2.5%って数字は大げさだってブログ記事を最近見た気がするんだよな。ググったけどすぐには見つからないけどさ。
これ見てみてよ。
https://dynomight.net/blood/
もし製造に献血した血がいるなら、Jehova’s Winessesの人たちには役に立たないだろうね。
子供の頃エホバの証人だったけどさ、輸血拒否で亡くなった子供の話はたくさんあったんだよね。親は褒められてたけど、生きてられた子はどれくらいいただろう?輸血が完璧じゃないのはわかるけどさ、マジでありえないって。
すごい!まるでHBOのTrue Bloodっていうドラマみたいじゃん。日本の科学者が人工血液を発明して、吸血鬼が「棺桶から出る」みたいな。まあ、吸血鬼の話は置いといてさ、人工血液と日本の科学者ってとこはマジでドンピシャだね。
「健康な男性ボランティア12人に1回静脈注射した」って?12人に1回テストかあ、うーん…。「人工血液は献血された赤血球から酸素を運ぶタンパク質、ヘモグロビンを抽出して作られる」って、結局献血血液が原料じゃんか。
君、大事なとこ見落としてるよ。「量を増やしながら、最大100mlまで」って書いてあったじゃん。ちゃんと投与量を増やして経過を見てるんだよ。
期待しすぎない方がいいよ。これは現実から天文学的に遠い。本当に大変な部分はまだ始まってないんだから。今わかってるのは、人間がこの血液製剤を許容できるってだけ。本当に効果があるかはわかってないし、それをテストするのは倫理的にメチャクチャ大変だよ。PolyHemeってのが何十年も開発されて、2009年に治験に入ったけど大失敗したんだ。https://en.wikipedia.org/wiki/PolyHeme
PolyHemeのテストはアメリカの倫理研究の試金石になったけど、良い意味じゃなかった。問題は、こういうのは本当に病気の人でしかテストできないのに、殺しちゃわないか祈るしかないってこと。最悪だってば。PolyHemeはさらにひどくて、同意なしに秘密でテストしたんだ。https://www.annemergmed.com/article/S0196-0644(06)02263-3/fu…
多分12人くらい殺したんじゃないかな。これがもっと良い結果になることを願ってるよ。
期限切れの血液から抽出されるってことはさ、理論的にはまだ「Daybreakers」のタイムラインで生きてるのかもね。😉
CWの吸血鬼ドラマの筋書きみたいだよね…。
True Bloodって番組名だし、その番組の中で日本の科学者が作った人工血液の名前でもあるんだ。すごい偶然!
これって戦場での医療にどんな影響があるんだろうね?
献血団体はこのすごい技術を嫌がりそうだね!まさに「業界騒然!」って感じ?
笑。人工血液って、期限切れの血液、つまり42日以上前の献血血からhemoglobinを取り出して作るらしいよ。