あのブライアン・ウィルソンが…訃報に衝撃
引用元:https://news.ycombinator.com/item?id=44249467
つらいよ。俺にとってブライアン・ウィルソンは、史上最高のポップス作曲家さ。晩年苦しんでた時でさえ、作品はすごく面白くて奇妙で感動的で、完璧な職人技だった。2021年の「Right Where I Belong」の歌詞引用はこれ…
’’’I get anxious. I get scared a lot.
That’s what I live with.
It should get better, really, any day now -
- those were my teenage years.
They said: ”Go out and get a steady job.”
That was the worst idea!
All night and day, another lonely song -
- to get me through again.
In my fantasy I’m never far from home.
But in reality I know where I belong.
For me, the love - that’s what the music really is.
I know that love is what I rеally want to share.
So I went out and got a steady a job -
- so many golden years.
That rhapsody to me: the music calls -
- to ride the wave again.’’’
彼こそがアメリカだった。理想主義、奇妙な郊外の真面目さ、世紀末の闇、完璧な形式美…まるで手入れされた芝生みたいな2分ソング、その不気味さまで。言語を超えた美しさのメロディとハーモニー…宇宙全体のために書いてたんだ。相手が女の子でも波でも速い車でも関係ない。
ウィリアム・ブレイクみたいに時代の預言者だった。すべてが必然って感じる。バカラックやバッハと同じくらい重要だって、分かっててほしかった…ファンとして外から見る限り、本人は多分気にしないだろうけど。作品を愛しすぎてたからね。まぁ、サーフズ・アップかな。すべてありがとう、ブライアン。読んでたら嬉しいな。君の作品を見ると、そう思えるんだ。 https://youtu.be/FToNl9VyI0g?si=VEIOlTCsbYz2yy7g
>彼こそがアメリカだった…
ってさ、俺はブライアン・ウィルソンとDavid Lynchって鏡像みたいだってずっと思ってたんだよね。そして今、二人ともいなくなっちゃったなんて。
「Lynchian」って一度打ってから消したんだよね、使い古されてるからさ。でもブライアン・ウィルソン(とDavid Lynch、二人への褒め言葉だよ)には、今振り返ると、まぁ適切だったかなって。
うわー、そりゃダブルでつらい日になるね。君に冷たいやつ一杯、献杯するよ。
冷たい一杯じゃなくてさ。あの二人には、ダイナーのコーヒーとドライブインのコカコーラで祝うべきでしょ。
>冷たい一杯じゃなくて。なんで美味しい冷たいHeinekenじゃダメなんだよ?
Heineken?!
HEINEKEN?!
Pabst.
Blue.
Ribbon.
おいおい、冗談だろ。ふざけんなよ!!
たくさんのアイコンたちが旅立つ歳になったのがつらいな。Beach Boysの音楽が象徴する昔のアメリカには純粋さがあって、もう認識できないけど、音楽を通してその記憶を持ち続けられるのはありがたい。将来の世代には希望を持ってるよ。
昔の純粋さはともかく、才能や感動って、Bob DylanがBuddy Hollyから何か受け取った話みたいに、世代を超えて受け継がれるんだと思うんだ。Brian Wilsonはいなくなっても作品は残るし、若い人たちもいる。希望は持てるよ。
「bizarro suburban sincerity」ってどういう意味?
昔より社会が複雑で心理的にしんどいって気持ち、すごく分かるよ。キャッシュとローテクな場所と比べて、今のUSとかUKの複雑さは疲れるね。テクノロジーのせいで人間とのやり取りが減って、動物的には不自然なんだ。まるでベンディングマシーンの中に住んでるみたいだ。
あの「bizarro suburban sincerity」ってやつね。
「bizarro suburban sincerity」は、Brian Wilsonの曲が郊外のテーマをシニカルじゃなく描いてて、ハイパーリアルとシュールの中間みたいに感じることを言いたかったんだ。「bizarro」はシュールさとかSupermanにかけてる。低音少なかったり歌詞が妙だったり、父親がひどかった話も考えると、「In My Room」みたいな希望的な曲が不気味に感じるけど、すごく感動するんだ。
俺は「Pet Sounds」の歌詞はproto-emoで、サウンドはサイケデリック doo-wopだって確信してる。前は気取ってると思ってたけど、大人になったら良さが分かって今じゃ一番好きなアルバムだよ。
RIP。
Pet Soundsで印象的なのは、Brian Wilsonが創造を助けるためにもっと物理的で感情的な雰囲気を作ろうと、ピアノの周りの家に砂を敷いた話だね。その写真、ここにあるよ。 [0]
[0] https://www.reddit.com/r/thebeachboys/comments/137tx33/the_o…
有名アルバムの裏話って面白いよね。大抵ああいうことがあるんだ。変に見えるけど、すごい結果を生むことが多いんだよ。Wilsonの音楽の大ファンじゃないけど、手抜きは絶対してないってことは言えるね。
BrianはBeach Boysをめちゃくちゃ文字通りに捉えてたんだね。
友達が2週間前に週一のアルバム交換でPet Soundsを勧めてくれたんだ。最初はピンと来なかったけど、何回か聴いてたらヤバい、すごさが分かった!それからずっと聴いてるよ。本当に最高のアルバムだね。
Pet Sounds関連だと、God Only KnowsがPaul McCartneyとか他の人も「生涯最高の曲」って言ってるのを思い出したよ。色々と変わった曲なのにね。
Brian WilsonはBeatlesのStrawberry Fields Foreverがお気に入りの曲だって言ってたよ。ラジオで聴いて神経衰弱になって車を止めなきゃいけなかったらしくて、泣きながら「奴らが先に到達した」って言ったんだって。
Pet SoundsはRubber Soulへの応答で、Sgt. PepperはPet Soundsへの応答なんだ。
彼がPet Soundsとか曲作りにどれだけ努力したか読んだんだけど、同じ時期にBeatlesも曲を出してたんだよね。なんかちょっと気の毒に感じたよ、Beatlesの影に隠れてたみたいでさ。あの頃は才能あるミュージシャンが多すぎて、すごい時代だよね。
うん、John Lennonにもあのマジックはあったけど、確かにちょっとダークな感じだったね。
Beach Boysがいなかったら、Beatlesはあんなバンドにならなかっただろうね。逆も然りだよ。あの頃の彼らの競争は熾烈だったんだ。
Surf’s up。
問題は、Brian WilsonがBeatles相手に一人で戦ってる感じだったことだよね。Beatlesはみんな才能あったのに、彼は後ろ盾がいなかったんだ。
CarlもDennisもそれぞれのやり方で良いソングライターになったけど、初期の頃はBrianと一緒にやるレベルじゃなかったんだ。できるようになった頃には、Brianはもうほとんどいなくなってたみたいで。
もし彼ら全員の才能が同じ時期に揃ってたら、きっと結果は違っただろうね(理想的にはもっと良かった)。
…じゃあ、マイクについて何か良いこと言ってみてよ。
じゃあ僕がやってみるね。彼の最悪な話でさえ、彼がBeach Boysを(どんな形であれ)存続させ、関連性を保つのに一番尽力してたことを示してる気がするんだ。僕が調べた感じだと、彼はツアーを予約したり宣伝したり、彼らを世間の目にとどめたり、曲を広めるのに大きく貢献したみたい。
マイクがいなかったら、The Beach BoysはBrianの精神病とか他のWilson’sの問題でバラバラになった、輝かしいけど燃え尽きたグループの1つになってたと思うよ。全部の真実は分からないだろうけど、色んな時期にメンバー全員が彼と一緒にBeach Boys名義で活動してたのは注目すべきだね。
本当の確執で二度と一緒に活動しなくなったバンドはたくさんいるけど、ここにはそれはなかった。
良い点だね。
本当に聞きたいならできるよ。マイクは長年貢献してきたと思うし、特に初期は熱意と焦点を合わせるのに役立ったかもね。Brianよりコーンなショービズにもっとノリ気だっただろうし、他のメンバーより年上だったから、初期は他のメンバーもそれに従う十分な影響力があったと思う。
家族だったのも助けになったかもね。初期のMurrayとの問題で他のメンバーに同情し、サポートできたけど、息子たちみたいにMurrayにいじめられないくらいには「よそ者」だったからね。
歌詞については、彼は頑張ってるし、良い・素晴らしい歌詞の瞬間もあったよ。彼の精神性への傾倒は、例えばMaharishiと一緒に過ごした時間から生まれた「All This Is That」みたいな曲に繋がったんだ。(Beatlesの二番煎じだったかもって思うけど、彼は長年それに固執してるみたいだね。)突然有名になった多くの人みたいに、彼もより深い答えを探してたんだろうし、いくつか見つけたみたいだね。
性格的には、色々なインタビューからすると、ちょっと傲慢な知ったかぶりみたいに見えて、それが僕にはちょっと嫌なんだけど…。でも、初期の成功に大きく貢献したし、彼自身の良い曲もいくつかあるし、多くの人が予想したより長くツアーで音楽を存続させてきたよ。
プロダクション/ソングクラフトの比較は面白いね。彼のソロバージョンの「daybreak over the ocean」を聞いて、それからThat’s Why God Made the Radioアルバムの「Beach Boys」プロダクションバージョンを聞いてみて。後者には(スタジオの他の人たちと一緒に)Brianもプロダクションに関わってると思うけど、基本的に同じ曲なのにBBの方が断然良いリスニング体験だよ。だから、マイクが良いことしても、「グループ」がそれをさらに良くしたんだ。
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徹底的だね。このまま続けようか。Alについて何か意見ある?家族じゃない唯一のメンバーだから、彼はいつもちょっとアウトサイダーだと感じてたんじゃないかな。
彼にはいつも興味津々だよ。何年か前にコンサートで会えたらいいなって思ってたけど、叶わなかったな。完全に言うなら、David Marksもアウトサイダーだったと思うけど、通りの向かいに住んでたから、 Alより一時的には家族に「近かった」だろうね。
彼はいつも基本的で地に足のついた人って印象だよ。それは他のメンバーの anticsと比べるとそう感じるのかもね。
彼の声は驚くほど力強く良いままだよ。2016年にBrianのツアーで彼を見た時、ダントツで最高の声だったし、2012年のツアーでも(彼が歌った数曲で)良かったよ。彼のソロのソングライティングはそれほど素晴らしいとは思わないけど、彼は自分のやるべきことに集中して、それを上手くこなしているね。
彼はおそらく、たくさんの神話を覆すような舞台裏の面白い話を知ってるんじゃないかな、そして僕は彼が全部は絶対に語らないだろうとも思ってるよ。
McCartneyとLennonの面白いところは、彼らが互いに競争し批判し合ったことで、最高の曲が生まれたってことだよ。別々の道を行ってからは、曲はそれほど良くなかったね。彼らの作品をあえて批判する人がいなかったからじゃないかな、って思う。
面白いアイデアだね。Thom YorkeとJonny Greenwoodも似たようなダイナミクスを持ってるみたいだ。
二人ともサイドで自分のプロジェクトをやってて、The Smileも一緒にやってて素晴らしいんだけど、Ed、Phil、Colinが彼らの作品を批判したり改善したりしてたRadioheadとは、また別のレベルの洗練さがあるね。
Brian Wilsonのお気に入りの曲の1つが、The Ronettesの「Be My Baby」だったことを思い出させてくれたね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Be_My_Baby#Effect_on_Brian_Wil…
彼は曲そのものよりもプロダクションが好きだったんじゃないかな。
「Strong Songs」っていうPodcastに「God Only Knows」の素晴らしい分析があるよ。聞いてみて!URLはこちら→https://strongsongspodcast.com/blogs/episodes/god-only-knows…
その曲が色んな意味で”odd”(変わってる)だからこそ、すごく面白いんだと思うんだ。
すごい曲だよね。でもどんなところが”odd”なの?ずっと普通の60年代ポップソングだと思ってた。改めて聴いても特に珍しいところはないように聞こえるな。
返信で誰か書いてるかもだけど、基本的には1)普通のヴァース・コーラス構成じゃない、2)あんまりドラムがない、3)コード進行が当時のパターンに従ってない、4)終わりがフェードアウトで永遠に続きそう。この曲大好きだし、誰か上の人が言ってたみたいに、こういう特徴があるからお気に入りなのかも。でも、他のほとんどのポップソングとは違って、珍しい曲だって言いたかったんだ。
もう一つ!曲の大部分は三連符のスウィングだけど、ハープシコード?の間奏はストレートな8分音符で、しかも曲全体のハーモニーとは完全に無関係なんだ。
「8-Bit」っていうチャンネルが、「God Only Knows」のちょっと珍しい音楽理論について、「Bioshock Infinite」の(これも意外な)アカペラカバーを通して解説してる動画があるよ。URLはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=9p-GFTfGdLE
間違いなく俺の歴代ベストの一つだよ。文字通りあらゆる面で完璧な曲だね。Brian Wilsonはまさにソングライターの中のソングライターだったんだ。
無理して好きぶってる人が多そうなアルバムだと長年思ってたけど、大人になって理解できるようになったな。へぇ、俺は子供の頃から好きだったよ、母さんがよくレコードかけてたから。算数の宿題のBGMに最高だったね。あとPink Floyd(Echoes)も。子供の頃は「I’m Waiting For The Day」の活気と弾む感じが好きだったけど、大人になってからは「Let’s Go Away For Awhile」の方がもっと引き込まれるな。誰にでも何か響くものがあるよ。
今朝、まさにDennis Wilsonの有名なこの言葉を思い出してたんだ:「Brian WilsonがThe Beach Boysそのものだ。彼がバンドだ。俺たちは彼の使い走りだ。彼が全てで、それ以外は何もない。俺たちは何者でもない。彼が全てなんだ。」[0]
これは今朝ふと思い浮かんだんだけどね、「Love and Mercy」での彼の兄弟や父親の描かれ方と関係してさ。みんな能力と才能はあったけど、Dennisが言った通りだったと思う。BrianがThe Beach Boysそのものだったんだ。安らかに眠ってください。
0: https://books.google.com/books?id=eYyovo_AbqAC
そうそう、大人になってから「The Wrecking Crew」が彼らのアルバムにたくさん参加してたことに驚いたんだ。歌は全部Beach Boys本人たちだけど、ソングライティングはやっぱりBrianだったと思うね。
McCartneyがBrian Wilsonのベースラインを天才的って褒めたけど、実はCarol Kayeが弾いてたんだって話があるよ。後から分かって笑えるけど、Brianの天才さは間違いないよ!
でも、Carol Kaye本人はBrianがほとんどのベースパートを書いたって言ってたらしいよ。
これってBeatlesとの違いも示してるよね。Beatlesは自分たちでクールな曲ほとんど作ってたもんね(Martinの助けもあったけど)。
Brian WilsonがPhil Spectorの”Be My Baby”(63年)に超ハマって、Spectorのスタジオセッションに参加したのが、Wrecking Crewとかあの制作スタイルを知るきっかけになったんだって。
Brian Wilsonの”Guess I’m Dumb”って曲はBeach Boysにボツにされて、Wrecking CrewメンバーのGlen Campbellが歌って出たんだ。Pet Soundsの雰囲気の予兆で、超良い曲だよ。
1988年のBrian Wilson名義のソロアルバム、マジでヤバいから聴いてみて!“Pet Sounds ’88”って言われるくらいで、80年代シンセでも曲が最高。あと、2004年のSmile再構成版も聴くべし。
https://www.youtube.com/watch?v=8UbNwhm2EX8
Doleful LionsっていうBeach Boysファンのバンドの曲”Surfside Motel”に、Brian Wilsonと”Smile”のことが歌詞で出てくるんだ。「政府がBeach Boysの”Smile”リリースを止めた」って歌詞もあるよ。
https://dolefullions.bandcamp.com/track/surfside-motel
他のBandcampの曲をシェアすると、”rosemary”って曲のティンパニライン、Pet Soundsの”I’m Waiting For the Day”の有名なやつにそっくりで超良いよ!適切なオマージュだね。
https://willyrodriguez.bandcamp.com/track/rosemary
昔の芸術って、色々な部分を外部に頼ってたことにビックリするね。あのソロアルバムのカバーアート、マジでワイルドだよね。
9歳の時に母さんにもらったSimon & GarfunkelとThe Beach Boys(High Water)のLPが、俺の今の音楽のルーツだよ。あのヤバいファルセット、Brian Wilsonが歌ってたって後で知った!Ed Sullivan Showでベース弾いてる動画はこれ。
https://youtu.be/ruKCw797JM4
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子供の頃、ベッドフレームをアンテナにしたクリスタルラジオでGood Vibrationsを聞いてたんだ。寝てるはずなのに、催眠状態みたいな感じで。すごく別世界みたいだったな。
彼らのアルバムHollandに入ってる“Magic Transistor Radio”って曲をチェックしてみてよ。魔法のラジオが夜になると子供に会いに来るっていうストーリーソングなんだ(たしか)。
初めて行ったコンサートは75年の夏、Madison Square GardenでのBeach BoysとChicagoのダブルヘッダーだったよ。もちろんブライアンはいなかったけど、曲は全部彼のだし、名曲ばっかり!父親と行ったのに、周りの人が吸ってた大麻でメチャクチャハイになっちゃった(笑)。
彼は真の天才として音楽を理解し、作り出したんだ。なんて驚くべき才能だろう。
さよならブライアン、最高の音楽をありがとう。https://www.youtube.com/watch?v=3wWBV3QCbGE&list=PLhinduWcIK…
初めてのコンサートは88年に叔母と行ったんだ。Wouldn’t it be Niceは高校で初めてできた彼女との”初めての曲”だったよ。ブライアン、僕たちに本当にたくさんのものを与えてくれてありがとう、ゆっくり休んでくれ。
今のポップミュージックで彼みたいな天才は誰だろうって人たちは聞くけど、一人で全部やる感じとか、作曲家としての一面、変人さや隠遁ぶりからすると、たぶんTrent Reznorが思い浮かぶかな。でも彼も全盛期は30年前だしね。今の20代でこれほど影響力がある人がいるかは分からないな。こういう人たちを、まだいるうちにちゃんと感謝しようぜ。
Reznorは今もスコアリングでめちゃくちゃ活動的だよ、全盛期は定義によるけど今って言ってもいいんじゃないかな。The Social Networkのスコアなんて最高だしね。
そういえば今日、HNでReznorに言及するの2回目だわ。変なの。
君のポイントを邪魔するわけじゃないけど、その映画(The Social Network)もう15年前だぞ!(笑)
Reznorは去年だけで映画のスコアを5本もリリースしてるし、オスカー2つ、エミー1つ、グラミー4つ、ゴールデングローブは今年のも含めて3つも受賞してるんだ。ノミネーションもたくさんあるし、全然終わってないよ。話が逸れちゃってごめんね。安らかに眠れ、ブライアン。
これは彼らが言いたかったことと全然無関係じゃないと思うな。単にReznorが作ったスコアの質の高さを引き合いに出してるだけだよ。彼はそれからも毎年映画のスコアを書き続けてるんだから。彼らの言う通り、Reznorのキャリアの全盛期はたぶん今だろうね。NINでもスタジアムで演奏しながら、年に複数の作品のスコアを書いてるんだから。
なんとなく、Frank Oceanってミレニアル世代のブライアン・ウィルソンみたいだよね。Zoomer世代にはまだそこまで spotlightを浴びた人はいないかな。
Wouldn’t It Be Niceって本当にすごい芸術だよね。子供の頃から聞いてたけど歌詞には耳を貸してなくて、楽しい曲だと思ってたんだ。大人になって初めて歌詞にちゃんと注目したら、めちゃくちゃ感動したよ。一番ハッピーでアップビートな曲なのに、まだそこにはないもの、理想だけど現実的で、掴めそうで失われる…あるいは手放される…そんなことについて歌ってるんだ。こんな曲を作り上げたなんて、なんて天才なんだろう。
子供の頃はBeach Boysが大好きだったんだ。ほとんど車とかサーフボードとか、おバカなラブソングって感じで聞いてたんだけどね。数十年経つと全然違って聞こえるんだよ、特にあの曲はね。「もしかしたら考えて願って望んで祈れば、叶うかもしれない」…うーん、心にくるね。
Sweet Mountain - American Spring これ聞いてみて→https://music.apple.com/us/album/sweet-mountain/1102333773?i…
God Only Knows 大好き! BBC Musicのこれ見てみて→https://youtu.be/XqLTe8h0-jo?si=La5oAhF86duVlyQe
つい昨夜、イベントで演奏してたんだけど、バーテンダーの女性にGod Only Knowsがブライアン・ウィルソンの最高の曲の一つだって話したばっかりだったんだ。
皮肉だね。
RIP(安らかに眠れ)。なんて創造的な titan(巨人)でgenius(天才)なんだ。こういう偉大な人たちが亡くなったら、誰がその後を継ぐんだろう?今のブライアン・ウィルソンは誰なの?
Ben Foldsはもっと評価されてもいいと思うな。大学時代に聞いてた人たちはfrat-rock(大学生のパーティーで流れるようなロック)として dismissing(軽視)しがちだけど、もっと dig(深く掘る)と実はめちゃくちゃ面白いんだよ。
ただの持論だけど、この50年で音楽の好みがすごく細分化されたから、ああいうレベルのメガバンドが生まれるほどオーディエンスがいないんじゃないかな(一部のポップアーティストは別として)。あと、saturation(飽和状態)で discoverability(見つけやすさ)も大変になってると思う。俺の趣味(Rock & Metal)で、もっと人気出てもいいのにって思う最高のバンドいくつか見つけたんだよね。These Four Wallsとか Thousand Needles In Redが思いつくよ。Like Thievesもまあまあ良くて、キャニオンをドライブする時とか仕事中に background musicで流すのにいい感じ。全部 Bandcampにあるよ。