「スロー」の哲学!長期視点が未来を創る
引用元:https://news.ycombinator.com/item?id=44748934
オックスフォードの建物の梁が老朽化し、交換が必要になった。でも、適切な巨大な木材が見つからない。困っていたら、用務員が「代替の梁がある」と言い、200年以上前の木を示したんだ。それは前の梁を交換した日に植えられたものだという話だよ。長期的な視点の大切さがよくわかるね。
「社会は老人が、その木陰に座ることがないと知りながら木を植える時に偉大になる」ってエルトン・トゥルーブラッドの言葉を言い換えたものだよ。未来のための投資の大切さを伝えているね。
これが最近のアメリカ社会がダメになっている理由だね。何十年もの短期的な報酬志向と、最後のひと花を咲かせようとして関連性を失いつつあるベビーブーマー世代が原因だと思う。私が関わる多くの老人は、もうすぐいなくなることを否定しているように見えるよ。
「オールドグロースツリー」であって、「オールド」な「グロースツリー」じゃないよ。オールドグロースツリーは、何世紀も経っていて、最近植林されたものではない木や森のことだよ。
これは都市伝説だよ。大学のアーカイブ担当者が説明している。1859年に屋根の修理が必要になり、1862年に大学が所有していた森の最大のオークが切られ、新しい梁に使われたんだ。ただ、これは梁のために特別に保管されたものではなく、標準的な森林管理の一環だったんだって。URL: http://web.archive.org/web/20020816065622/http://www.new.ox….
それならハイフンでつなぐべきだね。「オールドグロースフォレスト」みたいに。URL: https://en.wikipedia.org/wiki/Old-growth_forest
今の億万長者の行動と比べてみてよ。彼らはハワイに生き残るためのトンネルを建設している一方で、意識的に未来を破壊しているんだ。彼らのとんでもない富を未来を守るために使う代わりにね。
イーロン・マスクは地球が住めなくなった場合のために、人類を火星へ連れて行こうと努力している。計画通りに進んだとしても、彼自身はその夢が実現するのを見届けることはないだろうね。でも、これは彼が漫画ではなく、長所も短所もある人間だという一般的な物語には合わないだろうね。だから、私たちはもう偉大な人について聞かないんだ。彼らが死んで罪が許され、長所が手の届かないものになったときにだけ、その話を聞くんだから。
話はそれるけど、”very old growth tree”ってどうやってハイフン付けるのが正しいんだろうね?
なんで?人に木を植えてもらうのってすごく簡単だよ。庭師にお金をあげれば、たとえお年寄りでも植えてくれるからさ。
ああ、またこれか。『うるさい若者が感動的な道徳のある素敵な話を誰も得しない形で論破する』ってやつね。いつの時代も変わらない話だよ。
”growth tree”じゃなくて”old growth” treeだよ。これは単に、成熟するまで伐採されずに放置された木って意味なんだ。
SpaceXの火星植民計画に関するWikipediaのリンクだよ。見てみてね:https:\\en.m.wikipedia.org\wiki\SpaceX_Mars_colonization_pro…
素敵な話や物語の中にある偏見を見抜くことは良いことだよね。指摘されることで、人々が物事を鵜呑みにしがちなのを防げるし。それが作り話だと知っても、その価値が失われるわけじゃないよ。前のコメントに何が不満だったのかは分からないけど、ポジティブな側面もあると思うな。
英語だと複合形容詞だから”very-old-growth tree”になるね。ドイツ語の複合名詞の一歩手前みたいな感じで、断片を見つけやすいようにしてるんだ。
でもこの都市伝説って150年以上も前のものじゃん!いつ作られたんだろうね?
視野を広げて考えてみてよ。200年前は奴隷制度を巡って殺し合ってたし、400年前はアメリカ社会なんて存在しなかった。傾向としては上向いてるけど、今は一時的に最低点にいるって感じかな :D
複合語にスペースを許す言語は英語だけって、英語のつづり方ってかなり独特だよね。
400年前にはアメリカ社会はなかったって言ってるけど、まあ、その地域には人は住んでたよね。
話が作り話だと知っても、それが価値を損なうわけじゃないって言うけど、違うよ。’実際にあったこと’と’作り話’じゃ、メッセージの受け取られ方が全然違うんだから。
未来を大切にすることは、お金で解決できる問題じゃないんだ。特に短期的な利益が優先されたり、未来に生き残らない人々がどうでもいいと思ってるならね。’誰かにやらせればいい’って考え方が全てを台無しにしたんだ。(そもそも、Xを誰かにやらせるには、まずXを大切に思わないとね)。
この話が、成長ハッカーや新しい機会を求めるLinkedInの投稿で、成功計画について語られるのに使われるのが待ちきれないな。
そうとは限らないよ。英語には、フレーズがハイフン付きの複合語になり、それが単一の単語になる過程があるんだ。その途中にあってもいいし、どこにあるかについて意見が分かれることもある。過去数世紀のどんな時点を選んでも、当時流動的だったものが今では単一の単語になっている可能性があるけど、今でもそうとは限らない。それは今日も同じさ。
ノートルダム大聖堂でやってることと全く同じじゃない?
LinkedInの意識高い系は、この話のもう一つの肝に気づかないだろうね。長期視点を実現するには、社員を大事にして長く働いてもらい、話を聞き、未来のための良いドキュメントを書く時間を与える文化が必要なんだ。
宇宙の距離はしごってのが、まさに「スロー」な実験の好例だよ。月の距離から始まって、地球の半径、太陽までの距離、惑星の軌道、そして遠くの銀河まで、何世紀にもわたる観測と発見の積み重ねなんだ。天文学って、まさに長期的な視点とデータが大事なんだって実感できるね。URL: https://www.youtube.com/watch?v=YdOXS_9_P4U
https://en.wikipedia.org/wiki/Cosmic_distance_ladder
Taoさんの本、楽しみだね。これだけでも記事になるくらい、情報共有ありがとう!
まさに!その動画から、天文学には大規模で長期的なデータセットが必要だって学んだよ。ガリレオがティコ・ブラーエと揉めて、ブラーエがデータ共有を拒んだからガリレオが盗んだって話は面白かったな。
ヨハネス・ケプラーも関係してたと思うよ。ブラーエの火星の運動データが、ケプラーに楕円軌道のアイデアをもたらしたんだ。
暇な時にCollatz conjectureの証明に挑戦してるんだ。成功は難しいだろうけど、自分じゃなくても、次の世代のために少しでも貢献できればって思ってる。数学って、何よりも世代が積み重ねていくものだからね。人類がやってきたことの中で一番すごいのは天然痘の根絶だと思うけど、あれも何百年もかかったんだよ。
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アカデミアの超ニッチな分野ってさ、何十年も前の論文に「返信」したり、その返信も数年後だったりするんだよね。でもこれって世界トップの専門家になるチャンス!論文も少ないし、専門家は時を超えて散らばってるからね。超ニッチなウェブフォーラムみたいな感じかな。
これ聞いて、Neal Stephensonの小説「Anathem」の特定の部分を思い出したよ。
数学の論文ってさ、説明不足や間違いがあることが多くて、誰も覚えてない分野だと理解が超大変なんだ。でも、数学全体の進歩が助けになることもあるのは事実だね。
それって、ただ終わらないんじゃなくて、いつも消えかかってる感じだよね。Bill Thurstonも言ってたけど、数学的理解って数学者のコミュニティの中に生きるもの。フィールドっていう超生物の細胞みたいなもんで、新しい理解を生み出す分散ファイルシステムの一部なんだ。
https://mathoverflow.net/questions/43690/whats-a-mathematici…
これは面白いね、今まで知らなかったわ。最も単純な未解決問題の新しい候補:The Antihydra。このプログラムは停止するかな?
a = 8
b = 0
while b != -1:
if a % 2 == 0:
b += 2
else:
b -= 1
a += a//2
(//は整数除算、つまりaを右に1ビットシフトするのと同じ)
https://www.sligocki.com/2024/07/06/bb-6-2-is-hard.html
https://bbchallenge.org/antihydra
へぇ、これ知らなかったな。IsabelleとかでこのAntihydraをモデル化して、どうなるか試してみようかな。
参考までに、この問題はDeepmindのオープン問題データベースでLeanで形式化されてるよ。
https://github.com/google-deepmind/formal-conjectures/blob/e…
オーバーフローはしないよ。
参考までに言うと、ChatGPTは停止しないって言えるんだ。他のどんなプログラムだったら、停止するかどうか言えるのか気になるな。
数学界は証明を期待してるし、ChatGPTはまだ持ってないだろうね。(Kevin Buzzardとかが言語モデルに形式的な証明を作らせる実験をしてるから、いつか持つかもだけど。)LLMに未解決の数学予想について意見を聞くことはできるけど、証明がないなら信用すべきじゃないと思うよ。
試したほとんどのLLMは変な推論をするし、シミュレーションで『たぶん停止しない』っていう経験的証拠を、絶対停止しないっていう明確な証明と混同してるんだ。中には確率的な変な数学的議論を作るのもいるし、同じ不十分なアプローチを繰り返し、探求や”創造的”な行動が足りないLLMもいたよ。LLMは未解決や難しい問題は、解決しようっていう『モチベーション』が足りないみたいだね。
ChatGPTは何でも言えるんだ。もう知ってるでしょ…
ChatGPTの言ってることは、それが停止するかどうかには関係ないよ。
Stewart BrandとClock of the Long Now(彼らの長期プロジェクト)を思い出したよ。Tim Ferrisのインタビューで彼が言ってた『誇りを持つことは、僕が知る限り最高の幸福の源だ』って言葉は、メンタルヘルスにとってすごく深いと思うんだ。
自分の仕事に誇りを持つんだ、自分自身に誇りを持つんじゃなくてね。後者は不幸の確実な源だって、俺は気づいたよ。
引用の全文では、彼はフィットネスや物を持ち上げること、その能力に誇りを持つことについて話してるんだ。全員に当てはまるわけじゃないけど、何か没頭できる”事”があるのは良いことだね。インタビュー全体がすごく面白くて、読む価値あるよ。
何事も永遠じゃないんだよね。プライドが高すぎると、失った時にすごく恥ずかしい思いをするよ。自分自身じゃなくて、何かを成し遂げたことにプライドを持つべきだね。子どもを褒める時も、才能じゃなくて努力を褒めるべきだって言うのと同じことだよ。
ニューヨークの2nd Ave Subwayは完成まで超時間かかって、費用もめちゃくちゃかかってるんだって。ソウルやパリと比べて、費用が異常に高いのはおかしいよね。こんなに時間がかかってお金がかかるのは祝うべきじゃないな。もっと詳しいことはこのリンクを読んでみて。https://marroninstitute.nyu.edu/blog/costly-lessons-from-the…
https://www.vitalcitynyc.org/articles/why-it-costs-4-billion…
https://www.brethorsting.com/blog/2025/07/state-capacity-and…
今日の記事、すごく面白かったよ!このリンクも見てみて、より短い結論が書いてあるから。https://www.volts.wtf/p/us-transit-costs-and-how-to-tame
https://bsky.app/profile/volts.wtf/post/3lvbpy6p3zk2c
何でもかんでも反対したり、疑ったりする空気の国って、悲しいよね。
Alon Levyの意見はマクロでは正しいけど、詳細には間違いが多いと俺は思うよ。大規模プロジェクトが遅れるのは、厳しい規制、スコープがどんどん膨らむこと、そして意思決定ができないのが主な原因だね。正直言うと、こういうプロジェクトは組織内で強い力を持つ”半独裁者”が率いるのが一番効率的だと思うよ。
Andy Byfordが辞めちゃったのは本当に残念だったな。交通機関のトップとしては、彼みたいな”慈悲深い独裁者”はもう出てこないんじゃないかな。
David Robertsが筆を置いたのは残念だったけど、彼がVoltsをポッドキャストにしたのは、すごく新鮮な驚きだったよ。このエピソードはまだ聞いてないけど、紹介してくれてありがとう!
”不信感や反対意見が支配的な国であるのは悲しい”って?うん、フランス人であることは最悪だよね…なんてね!
『なぜそうなるのか明らかじゃない』って部分は、もっとちゃんと考えるべきだね。例えばEzra Kleinが大統領になったとしても、今の状況は変わらないんじゃないかな。安易に『規制のせいだ』って言うだけじゃなくて、問題の根本原因をきちんと捉える『まともな理論』がまだないんだよ。
俺がシェアしたVital City NYCのリンク、チェックしてみてほしいな。君が言ってる『具体的な力学』について、詳しく書いてあるはずだから。
Vital Cityのリンクは、単に『公共事業に時間がかかった』って事実を並べてるだけじゃなくて、その行動の根底にある動機とか社会学的な理論にまで踏み込んでる内容なのかな?それともただの事実の羅列かな?
「turgidly」って言葉をそういう風に使ってくれてありがとう。この言葉への見方が新しくなったよ。
理論って難しいよな、世界は複雑だから。当たり前みたいだけど、もっと言われるべきだ。これらに特効薬はない。システムが複雑すぎて、ある一つの原因を特定しようとすると他の原因も関わってきちゃうからさ。経済学も難しいのはそれが理由だろうな。
友達が昔辞書を書いたんだ。英語の通常の1音節の単語を、他の1音節の単語だけで定義したもの。彼は毎年1文字ずつ取り組んで、Aは1991年、Bは1992年って感じで、2017年に完成したんだ、26年かけてね。そんなに長い本じゃないけど、一気にやろうとしたらBかCあたりで飽きてたと思うから、価値のある戦略だったんだろうな。オンラインにはないみたい、ごめんね。
それはこのGuy Steeleによるプレゼンと同じ系統みたいだね
https://www.youtube.com/watch?v=_ahvzDzKdB0
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頭に浮かぶ多くの単語を他の1音節の単語だけでどこまでうまく定義できるか疑問だけど、面白そうなプロジェクトだね。
ほとんどは辞書みたいに厳密には定義されてないよ。もっと各単語のそれっぽい説明を考えようって感じ。「day」は「太陽が地球の周りを回る時間」ってなるかもしれないけど、厳密には正しくない。「sit」は「to take a chair」、「sat」は「to have took a chair」、「moth」は「飛んで布を食べる虫」みたいな感じだね。
「sit」の説明は長くしたんだ。「お尻(お尻が椅子や地面などのものの上にある状態)に体を乗せ、背中を起こしている」ってね。
彼らの興味が1音節の単語以外にも広がるといいんだけどね。ざっと調べた最高得点は「zizzed」(34点)と「jazzed」(32点)で、これはエリートプレイヤーの平均より少し低いだろうからさ。
スクラブルの話だね。Zを使った単語の点数や、単音節語でも勝つのは難しいって話をしてるよ。単音節でもボーナスがないとね。
CMU発音辞書で調べたら、一番長い単音節の英単語は9文字でいっぱいあったよ。‘scrambled’はCMUだと2音節だけど、Wiktionaryだと違うみたい。発音の話は奥深いね。
SAS(Second Avenue Subway)はふざけてるって!フェルマーの最終定理みたいなすごい業績と同列に語るなんて、リストに失礼だよ。建設費も期間もバカ高いし、政治的な問題や無駄遣いが原因だってさ。本当に恥ずべきプロジェクトだね。
https://en.wikipedia.org/wiki/Uptown_Hudson_Tubes
https://www.nytimes.com/2017/12/28/nyregion/new-york-subway-…
https://pedestrianobservations.com/2023/12/09/the-mta-sticks…
僕はさ、時間がかかるものって二種類あると思うんだ。ピッチ実験みたいに「本質的に時間かかるもの」と、ノートルダムみたいに「リソースがなくて時間かかったもの」ってね。ピッチ実験は宇宙が時間をかけて教えてくれることでしょ?
大聖堂を作り始めた人たちは、完成を見られないって分かってたんだよね。それでもやった。それが大事なことなんだよ。
ガウディってさ、建設が始まった時もデザインを終わらせてなかったんだって。死ぬまでずっとやり続けたんだよ。
建設期間について文句を言われた時、ガウディは「顧客は全然急いでないんだよ」って答えたって話、有名だよね。
大聖堂が何世代もかかるのは、それ自体が大事なことだと思うんだ。数年で建つ建物は「自分より小さい」けど、祖父から子まで関わる建物は「自分より大きい」存在になる。何世紀もかかると、そのものは人生よりも大きなものになるんだよ。ホワイトハウスもそう。