アポロ13号の司令官ジム・ラヴェル氏が逝去!
引用元:https://news.ycombinator.com/item?id=44840582
豆知識:ジム・ラヴェルは月面に降りずに2回月へ行った唯一の人なんだ(アポロ8号の予定飛行とアポロ13号の緊急事態で)。月面に着陸せずに行った12人のうち、フレッド・ヘイズ氏だけがまだ生きてるよ。月面を歩いた12人のうち、バズ・オルドリン、デヴィッド・スコット、チャールズ・デューク、ハリスン・シュミットの4人が生存してるんだ。(結論:月面を歩くのは健康に良いのかね?)
アポロの宇宙飛行士がまだ生きているうちに、別の誰かが月面を歩くのを見られたら最高だね。
月面を歩くのが健康に良いの?って話だけど、NASAは健康な人しかアポロの宇宙飛行士に選ばなかったからね。健康だったからこそ月面を歩けた、って言う方がより正確だよ。
これって最高だよね!まるで「時代の交代」みたいだ…アポロ計画が勢いを失わなかったらなあ…
勢いを失ったって言うより、月に行く明確な理由がないんだよね。長くて危険な旅なのに、特に何も無い。火星に人を行かせないのも同じ理由さ。もっと複雑で危険だし、それで一体何が達成できるんだ?何も無いよ。
ジョージ・W・ブッシュは2004年に恒久的な月面基地を提唱したんだ。主な動機は火星探査の出発点。https://www.npr.org/2004/01/15/1597182/bush-calls-for-manned…
計画が成功してほしかったら、タイムラインは面白くてちょっと残念だよ。2014年までに有人クルー探査機、2015年までに月面着陸、2020年までに月面に人類の拠点確立、他の有人探査の出発点にする予定だった。理由は人類の生存、科学発展、そして「そこにあるから」だってさ。
月面を歩かなかった人たちも、もちろん選抜してたんだよ。だってNASAは全ての宇宙飛行士に同じテストをしてたんだからね。
分割表を使ったログオッズ差を計算したけど、一般的な基準では有意じゃないんだ。フィッシャーの正確確率検定でも同じ結果になるはずだけど、俺はこれを全部頭の中でやる(超遅いけど)パーティートリックが好きだよ。テクニックはここのブログを参考にしてるよ:https://entropicthoughts.com/contingency-table-for-poor-mans… と https://entropicthoughts.com/learning-some-logarithms
結論:月面を歩く人に選ばれたのは、健康で体力があった人たちだったってことだね。
月や火星の基地が地球から独立することは不可能だよ。地球からの補給が途絶えたら、基地は終わりだね。科学の進歩は地球が中心だし、月でできる科学研究って、すごく狭い分野に限られるんだ。アポロでの科学的進歩って、月に行くための技術開発から生まれたもので、月面にいたからじゃない。月を研究するコストは、地球や低軌道での研究と比べて何桁も高いし、今地球での研究予算は削られてるんだから、そのお金は地球で使うべきだよ。宇宙がくれた大きな価値は、GPS、天気予報、通信、ハッブル宇宙望遠鏡、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、ボイジャーみたいな低軌道や深宇宙探査だよ。月や火星の基地は、科学的にも財政的にも意味ないって思うね。
月面を歩いた宇宙飛行士たちが健康だったのは間違いないけど、初期のアポロミッションの人たちがもっと基準が緩かったってのは無理がある気がするね。月を周回しただけの人たちも、健康である選抜効果は同じくらい強かったはずだよ。それなのに、健康で選ばれた2つのグループのうち、片方の方がずっと長生きしてるみたいだ。もちろん、サンプルサイズが小さすぎて意味のある結論は出せないけどね。
もう一つ、宇宙飛行士特有の「誠実さ」っていう要素があると思うんだ。初期の頃の彼らは、テストパイロット出身者が多くて、理由もなく物事を軽視するなんてできなかったんだよね。すぐに死に直結するからさ。もしこの誠実な態度が健康にも影響するなら、「毎年定期検診に行く」とか「男はそんなの気にしないって強がって、些細な症状も無視しない」とかってことにつながるんじゃないかな。手遅れになるまで無視して、治療できる病気で亡くなった男性をたくさん知ってるよ(少なくとも私の周りの女性は、自分自身にもっと気を遣ってるね)。
今、マイケル・コリンズの伝記を読んでるんだけど、彼は本当に才能ある作家だよ。彼らは非常に立ち入った、体系的な健康チェックに慣れてたんだ。そこから良い習慣を身につけたのかもしれないね。
月や火星の基地が地球から独立できないって?火星基地が最終的に完全に自給自足できない理由はないと思うね。もっと重要なのは、課題こそが人類を宇宙に進出させるのに必要なイノベーションを推進するってことだよ。それが人類の生存を確実にするためにも必要だしね。
月でできる科学分野はめちゃくちゃ狭いって?誰も月での科学についてなんて言ってないだろ。また、挑戦がイノベーションを推進するんだ。
アポロでの科学的進歩は、月に行くためのものだったって?それなら君は僕が言ってることをすでに理解してるじゃないか。それなのに、完全なストローマン論法で反論しようとしたのかい?!
月面基地が火星居住への足がかりになるっていうポイントは、20年前の記事の記憶だと、地球外での長期的な人体への影響や、人間を長距離移動させるのに必要な大型船を組み立てるための低重力環境を研究することなんだよ。
バックアップクルーを比較対象として使うのはどうかな?
健康で症状がない人への毎年恒例の健康診断は、過剰診断につながって、かえって結果が悪くなるって言ってる人もいたんじゃないかな?
火星基地の自給自足って超むずいよ。大気や温度、食料、水の確保、全部ヤバいんだ。ドームが壊れたら全滅だし、暖房止まったら終わり。地球からの補給もほぼ無理ゲーで、今行ったら自殺行為だよ。月の基地は低重力での船の組み立てとか、人間の長期的な影響を研究するのに役立つかもだけど、火星には特に必要なものないし、なんでそんなリスク取るの?精神的にもきついだろうしね。
銀河宇宙線とか他の放射線、それに地球のほんの少ししかない重力(1.62 m/s²)が健康に良いとか、長生きにつながるなんて思えないな。NASAが宇宙飛行士の健康を死ぬほど吟味してるはずだよ。
もし月で医療緊急事態が起きても誰かが助けられるけど、カプセルの中で起きたら乗組員は誰も生き残れないかもね。多分、クルー全員に超厳しい健康基準が適用されてるんだろうな。
何人かは、AdamsやJeffersonが国の節目まで死ななかったみたいに、自分たちの死に際に何か重要なことが起きるのを見届けるんじゃないかな。
生き残ってるApollo宇宙飛行士たちって、ひょっとして’72 Dolphinsの生き残りみたいになってんのかな?
『For All Mankind』っていうめちゃいいドラマがあるんだけど、あれは君の議論への反論が各年代ごとに描かれてるから、見てみたらいいよ。超よくできてるんだ。
月を見た人たちは、初期のミッションには宇宙遊泳がなかったから、ウォーカーより年齢層が高いのかな?名声や収入のレベルも影響してるかもね。
1970年代の楽観主義ってなんか好きだな。
https://i0.wp.com/newspaceeconomy.ca/wp-content/uploads/2024…
https://i0.wp.com/newspaceeconomy.ca/wp-content/uploads/2024…
落ち込まずに活動的で社交的でいることが長生きの秘訣だと思う。月面を歩いた人って、自分にめちゃくちゃ自信持ってるだろうし、みんな話したがるから長生きするんじゃね?でも飛んだだけで歩いてない人はそういうメリットないかもね。
弱みを見せると宇宙飛行士になれなかったから、アポロ時代の宇宙飛行士は病気とかを隠してたんだ。アルドリンは80代でも南極を旅してたし、長生きの秘訣は健康的な生活、良い食事、前向きな姿勢だよ。古代ギリシャにも長寿の人がいたんだぜ。
大学の授賞式でラヴェルが「トム・ハンクス期待してたでしょ!」ってジョークを言ったんだ。すごくいい人だったみたい。亡くなったのは残念だね。
俺の学校でもラヴェルが話してくれて、握手できたんだ。短い出会いだったけど、すごく優しい人だなって思ったよ。
トム・ハンクスが死んだら、絶望的な状況を生き延びる男の映画はもう見られなくなるな。
映画「アポロ13」で、トム・ハンクスが演じたラヴェルが、実際にラヴェル自身が演じた艦長と握手してるんだぜ。
アポロ15の司令官デイヴィッド・スコットが「アポロ13」の技術顧問だったんだって。ロン・ハワード監督は現実のディテールを大事にしてた。俺が「ビューティフル・マインド」の数学コンサルになったのも、「アポロ13」の大ファンだったからなんだよ。
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「ビューティフル・マインド」の数学コンサルになったって?すごいじゃん!映画ファンとしては最高の仕事だね。
ラヴェルはジェミニ7とアポロ8でフランク・ボーマンと飛んだんだ。ジェミニ7は14日も宇宙にいて地獄だったらしいぜ。面白いことに、ラヴェルはアポロ8のクルーで唯一、フォーチュン500のCEOにならなかったんだよ。
https://www.reddit.com/r/todayilearned/comments/1ccpszs/til_…
パデュー大学でラヴェルがアポロ13の話をしてくれたんだ。2007年、70代なのに40代に見えるくらいエネルギッシュで、自信に満ちてて、チームに感謝する謙虚な人だったよ。俺にとって、彼は期待以上の「ヒーロー」だった。安らかに眠ってくれ、コマンダー・ラヴェル。
ジム・ラヴェルに会って一緒に時間を過ごせたのはマジで幸運だったよ。彼は本当に紳士で、一緒にいるのが楽しかった。
Ad Astra…
映画でそこまで感情的になることはないんだけど、映画「アポロ13」でパラシュートが開いた時はちょっと泣いたな。子供の頃読んでた中で、一番好きだったミッションがアポロ13だったんだ。マジで信じられない。
ジムが天国に着いたら、天使たちがまず彼を月に着陸するはずだった場所へ連れてってくれたらいいな。
映画「アポロ13」でパラシュートが開いた時にちょっと泣いたのは、少なくとも俺の場合はホーナーのスコアのおかげってところが大きいな。
それに加えて、映画の演出もすごいんだ。宇宙飛行士たちが生きてるか分からない家族の場面に切り替わって、アポロ13が通信を再開してからメインパラシュートが展開されるまでの4分間くらいをカットしてる。これによって、安堵感が一気に押し寄せるんだ。多くの良い決断をした映画だよ。そして、最後にジム・ラヴェルがIwo Jimaの艦長としてカメオ出演するのも良いね。
まず、そのコメントはすごく感動的だよ、ありがとう。実はアポロ14は、アポロ13の問題を診断して宇宙船を強化した後、アポロ13が着陸するはずだった場所にちゃんと着陸したんだ。
彼には少しでも涙を流してくれる人がいるべきだった。彼がいなくなったことじゃなくて、彼がここにいたって事実に対して。ジム・ラヴェルは、ただ存在してるだけで俺たちみんなをより良くしてくれたんだ。
宇宙飛行士にとって、老衰や自然死で亡くなるってのは勝利だよね。特にアポロ13のクルーにとっては二重にそうだよ。
宇宙飛行士って一般の人より長生きするんだって、興味深いよね。NASAのこの論文に書いてあるよ: https://ntrs.nasa.gov/api/citations/20240001373/downloads/IW…
それに加えて、初期のジェット機の海軍パイロットで、テストパイロットでもあったんだからね。
宇宙開発競争が冷戦時代の政治絡みだったのはわかるけど、それでもやっぱり超カッコよかったよ。大きくて難しい目標って、すごく刺激になるんだ。
『大きくて難しい目標は人を奮い立たせる』、ほんとだよね。『宇宙開発競争は冷戦政治が原動力だった』というより『きっかけ』だったと言うべきかな。『13 Minutes to the Moon』でMichael Collinsは、人類全体の偉業だったって言ってたよ。ライバル意識から始まったけど、人類の可能性を広げたんだ。Apollo計画には問題もあったけど、それは当時の時代の症状であって原因じゃない。目標は優位性を示すことで、利用することじゃなかった。今の国にもそうあってほしいな。
偉大な人物に安らかに眠ってほしい。The Astronaut Scholarship Foundationが素晴らしい追悼文を書いてるよ: https://www.astronautscholarship.org/assets/2025-asf-lovell-…
Houston、目に問題発生だよ。
司令船でタマネギが暴れまくってる。
あの映画って、事件から25年後に公開されたんだって。そして、映画が公開されてから、もう30年も経ってるんだよ。
国家追悼の日が設けられるべきだよ。されないだろうけど、本当はされるべきなんだ。
Apollo 13って映画のおかげで、彼はポップカルチャーではかなり有名な宇宙飛行士だよね。NASAの近くで育った俺にとって、あの映画はお気に入りの一つなんだ。『A Man on the Moon』もその時代に興味があるならおすすめだよ。安らかに眠ってほしい!また彼について読み漁る時間だね。
あの映画、約5週間前に30周年になったんだ。
彼が月面に降り立てなかったのは本当に残念だよ。個人的には、ジム・ラヴェルとアポロ13号の打ち上げ後に関わった全員が、NASA職員の最高峰だと思う。宇宙船がバラバラになりかけてるのに、ジムとみんなが落ち着いて行動する様子を聞くと鳥肌が立つよ。安らかに。
> アポロ13号の打ち上げ後に関わった全員がNASA職員の最高峰。同感だよ。アポロ関連で読んだ最高の本のひとつが、マレーとコックスの『アポロ:月への競争』だね。当時の技術や管理の課題に時間を割いてるんだ。アポロ13号のトラブルシューティングを支えた地上チームの章は特に素晴らしいよ。
俺の人生で一番好きな本だよ。アポロ8号がいかに大胆だったかも書かれてるんだ…それもラヴェル船長のミッションだね。ラヴェル船長、安らかに。
> ジムとみんなが落ち着いて行動する様子。1995年の映画で描かれた口論が、ドラマチックな効果のために加えられたってのは面白いね。実際のクルーは声すら荒げなかったんだって!
https://en.wikipedia.org/wiki/Apollo_13_(film)#Technical_and_historical_accuracy
“僕ら”\0\は、彼らがいなくなる前にまた宇宙へ行くべきだよ。
\0\“僕ら”って言ったけど、僕はアメリカ人じゃないんだ…。
人間とか、地球人でもいいよね :)
アポロ8号に関する奇妙な点があるんだ。3人の宇宙飛行士全員が月の7日に亡くなってるんだよ。
フランク・ボーマン 2023年11月7日
ウィリアム・アンダース 2024年6月7日
ジェームズ・ラヴェル 2025年8月7日
彼らはアポロ計画で唯一、誰も離婚しなかったクルーだったんだって。彼らと妻たちが提示された、幸せで誇り高く、興奮した“オールアメリカン”のステレオタイプとは対照的で面白いよね。
彼と同じ高校に通ってたよ。玄関にはApollo 13のパノラマ展示があって、1982年の卒業式では彼が話してくれたんだ。
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当時、Apollo 13の事故と地球への帰還について、メディアが頻繁に報道してたのを覚えてるよ。オーストラリアの田舎の農場で小さなトランジスタラジオと日刊新聞で情報を得てたな。(当時は白黒テレビを持ってる人も少なかった)
驚くべきは、3人の宇宙飛行士が月に2回も行ったことだよね!残念ながら、Jim Lovellは不運だった。Apollo 8の後、13号は着陸できなかったから、彼は軌道に乗っただけだったんだ。John YoungとGene Cernanは軌道に乗って、着陸もしたんだぜ。
Lovell氏とは関係ないけど、これも関連する話だよ。https://youtube.com/shorts/SorOtTc69lI
Apollo 13のメンバーとして、彼は他の誰よりも地球から遠くまで飛んだんだ。文字通り、誰よりも神と天に近かったんだよ。安らかに眠ってくれ、偉大なAmericanにad astraを。
>文字通り神に近かった
もし神に物理的な既知の位置を割り当てるような宗教を信仰してるならね。しかも、その位置が人間からかなり離れてるとか、特定の方向にあるとか、もしくは「あの人たちがいる場所以外ならどこでも」って感じの。それって一般的な信仰構造なのかな?
それは一般的だと思うよ。その宗教では天は上空の雲の中にあって、すごく高く雲の中まで行ったけど、そこには到達しなかった人は、他の人よりも近くなったってことなんだ。
だって…神にスターシップがなぜ必要?
神様はTau Ceti fに別荘があるんだってさ。
2003年頃、イリノイ州にあるLovell船長のレストランで彼に会ったよ。彼はいつも幸せそうで、お客さんみんなに気さくに挨拶してたな。
Jeffrey Klugerとの共著『Apollo 13』をすごくおすすめするよ。元は1994年に『Lost Moon』として出版されたやつね。
Jim Lovellと一緒ならどこへだって飛ぶね。
安らかに、Lovell船長。敬礼。
息子と一度彼に会ったことがあるよ。彼はすごく地に足のついた、親切な人だった。安らかに眠ってね。
本当にインスピレーションを与えてくれる人だった。