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トイ・ストーリーの色彩 あなたが記憶する色は本当に意図されたものか

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2025/11 トイ・ストーリー 映画制作 色彩表現 制作秘話 デジタル技術

トイ・ストーリーの色彩 あなたが記憶する色は本当に意図されたものか

引用元:https://news.ycombinator.com/item?id=45883788

janeway 2025/11/11 11:55:17

Toy Storyの色彩補正はフィルムの特性を補償するためのもので、デジタルマスターが直接使われるようになったことで「意図的な補償」が創造的な選択と誤解された話。ワークフローで最終出力のために導入される足場(scaffolding)が目的と混同される問題だね。これを防ぐ方法や、プロセス上のアーティファクトと製品の意図を区別するフレームワークの名前を知りたいな。

ilamont 2025/11/11 13:46:44

オーディオ録音でも同じような話があるよ。Jimi HendrixはAMラジオでの出力を意識して、The BeatlesのGeorge MartinはスタジオやハイエンドのホームHi-Fiで最高に聞こえるように作ったんだ。今でもHendrixの曲はThe BeatlesのRevolver以降の作品には敵わないって思うな。

vodou 2025/11/11 13:04:20

記事以外で、「意図的な補償」とか「意図的な足場」の具体的な例って何かある?

quuxplusone 2025/11/11 14:17:30

同じ種類の「アーティストが望まなかったはずの物理的劣化を美学と捉える」例を挙げると、無塗装の大理石像や建築、昔っぽい効果を出すためにフィルムを映写機で少し速く(またはカメラで少し遅く)回すことかな。

tsunamifury 2025/11/11 14:41:10

モーションブラー、24fps、グレイン。僕たちが「映画的(cinematic)」って呼んでるものは、ほとんどがこれらだよね。

the_af 2025/11/11 15:45:11

「神格化」って言い方は違うと思うな。モーションブラーは現実の視覚だし、24fpsは育ってきた環境で慣れてるから、それより高FPSだとThe Hobbitみたいに違和感があるんだ。グレインだけは現実にはないから完全に美学的な好み、つまり「神格化」だと思うけどね。

chiph 2025/11/11 15:18:20

今はLoudness Warのせいで、曲が過剰に圧縮されてダイナミックレンジがないよね。ボリュームを下げないと聞くのが辛いし、せっかくのライブ録音がただのBGMになっちゃう。良い音の最近のアルバムならDaft PunkのRandom Access Memories(Grammy受賞)とか、Alan Parsonsがエンジニアした作品がいいよ。
https://www.youtube.com/watch?v=3Gmex_4hreQ
https://en.wikipedia.org/wiki/Grammy_Award_for_Best_Engineer

tyrust 2025/11/11 15:56:21

Loudness Warって今も問題なの?君の例もRAMも10年以上前だし、ストリーミングのおかげで改善された気がするんだけど。Wikipediaの記事も最近の例がないし。でも、リマスターでダメージが元に戻された作品もあるよね。Three Cheers for Sweet RevengeとかAbsolutionがそうだよ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Loudness_war

BeFlatXIII 2025/11/11 16:02:47

24fpsが人気なのは、モーションにもっと意図的なアプローチを求めるからじゃないかな。ブレすぎると分かりにくいし、60fpsだと全部シャープすぎてTikTokみたいな安っぽく見えるんだよね。

davidalayachew 2025/11/11 13:27:15

「車輪の再発明」って、まさにこの問題を解決するためのものじゃない?後方互換性や管理維持のトレードオフで、過去の原因を全部追跡しなきゃいけない。原因の数なんてすぐに数えきれないほどになるから、そこでみんな車輪の再発明をするんだよ。
ここでいう車輪の再発明は、ただのソフトウェア移植じゃなくて、ゼロからフレームワークを組み直して、今必要なこと「だけ」を考えるってこと。無駄な要件をなくす一番効果的な方法だよ。

entropicdrifter 2025/11/11 16:29:44

認定オーディオエンジニアだけど、Loudness Warsはストリーミングサービスがラウドネスノーマライゼーション(録音の平均音量を測って、全て同じ平均になるように調整する)を導入したおかげで、過去10年くらいでほぼ終わったね。
だから今は、コンテンツや用途に合った適切なダイナミックレンジで音楽を作るのが主流だよ。まだコンプレッションなどでガツガツやるものもあるけど、僕が見る限りほとんどクラブミュージックだね。

thaumasiotes 2025/11/11 14:28:01

「その時代のデバイス向けにオーディオをミキシング・マスタリングする」っていうアナログの話は面白いね。現代だと、すごく目立つ影響があるよ。昔は高価なステレオシステムで聴くことを想定してて、バンドメンバーが色々な場所にいるような錯覚を作ってた。
でも今はみんなヘッドホンで聴くから、例えばベースラインが片耳だけで鳴ってて、残りの音楽がもう片耳で鳴る、なんてのはすごく変だよ。

gwbas1c 2025/11/11 14:42:53

(コホン)抽象化と関心の分離だよ。Toy Storyの場合、デジタルマスターは「正しい」色であるべきで、フィルムへの転送段階で調整すべきだったんだ。色を正しくするのは転送プロセスの責任だよね。
反論するなら、アニメーターがフィルムによる色の変化を意識して作業する必要があったとか、手描き時代のアニメーターは常に色を微調整する必要があったとかだろうね。

本当の問題は、Disneyがアーティストが意図した色に合うように、デジタルリリースの色を調整するのに十分な知識を持っているべきだってことだと思うな。

chrisweekly 2025/11/11 14:26:04

素晴らしい例だね。僕の頭にはすぐオーディオのことが浮かんだよ。例えば、デジタルHip-hopアーティストが意図的にアナログレコードのパチパチ音やヒスノイズを加えることとか、加熱した真空管アンプや壊れたスピーカーコーンの音を真似るエレキギターのディストーションペダルとかだね。

heeton 2025/11/11 16:38:00

それは素朴なステレオ分離の場合だよ。多くの人はまだベースを片側に置きつつも、バイノーラル処理で右耳でも聞こえるようにするよ。ただし、音量は小さく、ごくわずかな遅延を伴うけどね。

mrob 2025/11/11 18:13:34

「モーションブラーは実際の視覚で起こるから、ブラーがないものは奇妙に見える」って言うけど、動画は目で見るんだから「奇妙に見える」ようなブラーの欠如なんてありえないでしょ。自然に発生するブラーの上に、わざわざ余計なモーションブラーを追加する必要はないよ。

thaumasiotes 2025/11/11 14:30:19

面白いことに、”e-”は「外へ」を意味し、”in-”は「中へ」を意味するから、反対の意味の単語を形成するのに予想外の方法じゃないんだ。(inhabitやimmiserateと比べてみて)
でもこの場合は、innumerableは「~でない」を意味する別の”in-”で始まるよ。

phantasmish 2025/11/11 18:15:13

24fpsの映画は、映写機でフィルムが送られるときに黒いコマが挟まるから、動きが滑らかに見えるんだ。これは最近のテレビの「モーションスムージング」とは全然違う効果で、家庭用プロジェクターじゃ完璧に再現するのは難しいんだよ。

munificent 2025/11/11 18:52:17

ハードパンニングってのは、リスニング環境に合わせて選ばれるものだよ。2スピーカーの部屋なら、部屋が音をミックスして空間感を出してくれるけど、ヘッドホンだと耳のすぐそばにスピーカーがあるから、音のパンニングを工夫して自分で空間感を作らないといけないんだ。

xnx 2025/11/11 18:53:14

「トイ・ストーリーのデジタルマスターは”正しい”色だったはず」って言うけど、デジタルマスターを作るのに何千時間もレンダリングが必要だったんじゃない?って考えられないかな?

pbronez 2025/11/11 12:59:26

「昨日のハックが今日の常識」ってのはすごく分かる。俺の解決策は「意思決定文書」を作ることだね。ビジネス課題や背景、推奨案と代替案をまとめて、ビジネスオーナーと一緒にレビューするんだ。みんなが納得するまで修正してから実装するんだよ。

nunez 2025/11/11 15:18:36

50年代や60年代のジャズによくあるんだけど、モノラルだと最高なのにステレオだと「物足りない」って感じることがよくあるんだよね。

chiph 2025/11/11 16:46:13

昔はレコード店用とラジオ用でマスタリングが違ったんだ。ラジオ用はコンプレッションされてて、音量を大きくし、低音や高音も調整されてた。Loudness Warのコンプレッションって、美的センスのためか、コスト削減のためか、あるいはその両方だったんじゃないかな。

robotresearcher 2025/11/11 16:35:54

磁気テープで良いS/N比を得るためには、オーディオコンプレッションがどうしても必要だったんだよ。

wpm 2025/11/11 15:53:33

ARCHITECTURE.mdファイルは好きだけど、なんでそうしたのか「理由」が書かれてないことが多いんだよね。OxideのRFDsみたいに、意思決定プロセスがちゃんと文書化されてる場所がいいな。例えば、「フィルム転送で緑色が失われるからX%彩度を上げた」って書いてあれば、後から誤解されないでしょ。

the_af 2025/11/11 15:56:58

ゲームのピクセルアートもそうだよね。最新のMonkey Islandがピクセルアートじゃないって文句言う人がいたけど、Ron Gilbertが「昔のMonkey Islandも当時は最先端で、ピクセルアートゲームじゃなかった」って説明してたんだ。昔のゲームのピクセルアートは、当時はそれが一番現実的な技術だったから偶然そうなっただけなんだよ。

KaiserPro 2025/11/11 09:58:58

なるほど!昔フィルム業界で働いてて、フィルムスキャンシステムに詳しかったんだ。フィルムをスキャンするときは、物理的な傷や大量のホコリを除去する必要がある。理想的には、色と赤外線を収集する非リアルタイムスキャナー(例: https://www.filmlight.ltd.uk/products/northlight/overview_nl…)を使うと、ホコリや傷の除去が自動化できるよ。もし運が悪ければテレシンを使うことになるけど、これは速い分、ホコリ除去や登録が不十分になりがちだ。でも、これらは色には影響しないんだ。色の変化は意図的なもので、グレーディングの結果だよ。カラーリストが各シーンをより効果的にするために調整してるんだね。理想的には感情に合わせて色を変えるんだけど、それは誰が決定するかによるね。仕組みはここに詳しく書かれてるよ: https://www.secretbatcave.co.uk/film/digital-intermediary/

xattt 2025/11/11 12:06:15

色の変化って、フィルムプリンターやフィルムスキャナー/テレシンにもどれくらい依存するの?各工程でたくさんの変動があって、意図しない色になって、それがアーティストの意図とされてしまうように思えるんだけど。

KaiserPro 2025/11/11 19:25:56

フィルムプリンターも色に影響するね。VFX業界では各ショットにMacbethチャート(https://en.wikipedia.org/wiki/ColorChecker)を入れて、後で色を調整してたんだ。Northlightスキャナーはすごく校正されてて、同じフィルムを2回スキャンしてもピクセル単位で一致するはずだったよ。プリンターもちゃんと合わせるべきだし、それが彼らの仕事だからね。フィルムプロジェクターの色を校正する人がいたのは知ってるけど、どうやってるかは聞かなかった。トイ・ストーリーの場合は、完成した映画全体をデジタル化するから、各ショットにカラーチャートがないので一貫性を保つのが難しいんだ。広告ではテレシンの人たちが色を合わせるために色々いじってたけど、それはSpirit 4Kがちょっとイマイチだったからだと思ってた。僕は実際の完成プリントには関わったことがなくて、カラーリスト/DIの人たちがグレーディング済みのものをDeluxeみたいなところに送ってプリントしてたよ。

xattt 2025/11/12 00:53:41

ありがとう!カラーリストの作業工程を知りたいな。シェフが料理を味見して、その場でXの材料が必要だと気づくのと同じくらいの部分があるのかな?

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boulos 2025/11/12 02:12:00

Roger Deakinsのインタビューをオススメするよ。例えばこれ: https://m.youtube.com/watch?v=w56rFxPyZno

dmbche 2025/11/11 16:26:39

どんなデジタル化もカラーグレーディングの前に行われるよ。それまでの全ての工程は色に影響を与えないように、そしてカラーリストにできるだけ多くの自由度を与えるために、可能な限りダイナミックレンジを維持しようとするんだ。現実的に、ピクサーやディズニー(資金が限られてない会社ね)にとっては、デジタル化の詳細よりもカラーグレーディングの方が最終的な色にずっと影響が大きいんだよ。

rokweom 2025/11/11 17:07:56

ウェットスキャンって、ホコリや傷の問題を”自動的に”解消してくれるんじゃないの?

pinebox 2025/11/11 14:24:56

『でも、それは色に影響しない』か!『マトリックス』の(たぶん)テレシンされたプリントと、いろんなホームビデオ版のフレーム比較を見て以来、ずっと不思議に思ってたことだよ。

ancientworldnow 2025/11/11 14:59:15

カラーリストだけど、Telecineはスキャンごとに見た目が全然違うから、色が大きく影響されるよ。Telecineオペレーターは調整するけど、アーティストの意図通りの色を出すにはどんなスキャンでも調整が必須なんだ。

KaiserPro 2025/11/11 19:27:50

Every telecine is different and will create a different looking scanって言ってるけど、校正されてるはずだから、スクリーンショットみたいにめちゃくちゃな違いは出ないはずだよ。Spiritオペレーターはすごかったけど、僕がフィルム担当だったからセクシーなTelecineルームには入れなかったんだ。

mrguyorama 2025/11/11 17:31:28

Noodleの動画を思い出したよ。https://www.youtube.com/watch?v=lPU-kXEhSgk 異なるフィルムが別の映画館に送られると、人や会社、その日の作業で色が微妙に変わることがあるんだ。フィルムの色は正確な科学じゃなくて、化学に左右されるってわけ。

tomcam 2025/11/11 11:53:00

ホコリはどうやって取ったの?microfiber clothで手で拭いたの?

4gotunameagain 2025/11/11 14:31:41

光学やフィルムでは、普通は空気でホコリを飛ばすんだ。拭くと、砂みたいな研磨剤の粒子で傷つくリスクがあるからね。手動のhand blower bulbもあるけど、フィルムスキャンならもっと自動的なのを使うだろうな。

tomcam 2025/11/13 00:40:06

同意だよ。あれは話のきっかけだったけど、どんなに速い方法でも粒子で傷つくか、めちゃくちゃ遅くなるかのどっちかだろうね。ブロワーでも完璧にホコリは取れないこともあるし。

thaumasiotes 2025/11/11 14:46:09

Theres also a shit tone of dust, that needs to be physically or digitally removed, ie ”busted”ってあったけど、フィルムを放置してるからホコリがつくの?それとも早く劣化するから?フィルムは容器に入れて保管してるんじゃないの?

KaiserPro 2025/11/11 16:12:42

通常は密封された箱に保管されてるよ。でも上映のために取り出すたびにリールがほどかれ、環境にさらされるんだ。プロジェクターはホコリ対策してるけど、空気中には想像以上にホコリが多い。スキャナー室は温度とホコリが管理されてて、入るときはみんなdust jacketsを着る決まりだったんだ。

eszed 2025/11/11 15:01:33

違ってたら誰か教えてほしいんだけど、フィルムがプロジェクターを通るときに静電気を帯びて、ホコリを引き寄せるんじゃないかな?子供の頃、家の映画プロジェクターの動くフィルムに手を近づけたら、腕の毛が静電気で逆立ったのを覚えてるんだ。プロの機材は対策してるのかな。

Joe_Cool 2025/11/11 17:01:39

うん、ほとんどのフィルム(写真もね)は磁石みたいにホコリを引き寄せるよ。
Kodakが高電圧で静電気を軽減するStatic Eliminatorを作ってたんだ。https://mcnygenealogy.com/book/kodak/static-eliminator.pdf

anikom15 2025/11/11 16:29:41

フィルムって35mmか70mmでしかなく、画像自体もそれより少し小さいんだ。ちょっとしたホコリでも、かなりノイズになっちゃうんだよ。

cbolton 2025/11/11 11:53:31

レトロゲームとエミュレータでも似たような問題があるんだ。元のデバイスの画面は彩度が低かったから、ゲーム内のRGBデータはそれを補うためにめちゃくちゃ彩度が高かったんだよね。それを現代の画面でエミュレータ使うと、色がケバすぎたり、おかしな色になったりするんだ。だからレトロゲームのスクショで、とんでもなく明るい色が多いのはそのためだよ。幸い、今は多くのエミュレータがオリジナルの見た目に近い色を再現するフィルターを実装してるけどね。
いくつか例を挙げるよ:
https://www.reddit.com/r/Gameboy/comments/bvqaec/why_and_how
https://www.youtube.com/watch?v=yA-aQMUXKPM

forgotoldacc 2025/11/11 12:43:16

GBAでは、初代GBAの画面と初代GBA SPは色がすごく薄くて、全然彩度がなかったんだ。GBAに移植されたマリオシリーズは、さらに彩度を下げてて、薄い画面で表示されてたから、余計に薄く見えたよね。色が薄められてた本当の理由は、初代GBAモデルにバックライトがなかったから、視認性を高めるために色が明るくされたって聞いたけど、それが本当かは確信が持てないな。他のたくさんのゲームはそうしてなかったし。それに、GBA SPのセカンドバージョンやGB Microでは、色がすごく鮮やかになったんだ。特にSPでね。むしろ、エミュレータで彩度を上げると、これらのモデルでの見た目に近くなるし、彩度をかなり下げると、初期モデルでの見た目に近くなると思うよ。

cubefox 2025/11/11 15:13:50

>GBAでは、初代GBAの画面と初代GBA SPは色がすごく薄くて、全然彩度がなかったんだ。GBAに移植されたマリオシリーズは、さらに彩度を下げてて、薄い画面で表示されてたから、余計に薄く見えたよね。色が薄められてた本当の理由は、初代GBAモデルにバックライトがなかったから、視認性を高めるために色が明るくされたって聞いたけど、それが本当かは確信が持てないな。
それは間違いなくそうだよ。初代GBAの画面の明るさが超低かったのは大きな問題だったんだ。だって、完璧な環境光じゃないと、文字通りまともに見えないことが多かったからね。だから、彩度が低いのは単なる美的問題だけど、明るさが低いことを補償する方が、はるかに重要だったんだ。

biofox 2025/11/11 15:49:21

最もひどい例は、コンポジットモニターで動くように作られた古いCGAゲームだよ。コンポジット表示がないと、モノクロかシアンとマゼンタに見えちゃうんだ。
https://user-images.githubusercontent.com/7229541/215890834
子供の頃、俺は左側の例みたいな見た目のゲームを何年もプレイしてて、まさかRGBモニターのせいで色が違うなんて知らなかったから、このことを知った時はマジで衝撃だったよ。

taejavu 2025/11/11 21:32:32

うわ、今まさに衝撃受けてるよ!子供の頃、ネオンカラーのCGAゲームをたくさん遊んだんだ。コンポジットモニターだとどんな色だったんだ?あと、そのスクリーンショットの2列目のゲームの名前を教えてくれる?

zeta0134 2025/11/11 12:09:23

ああ、そうだよね、nesdevコミュニティではよく「どのNESパレット(お気に入りのエミュレータから取ったもの)が“最高”か」ってことで揉めるんだ。現実にはとんでもなく複雑で、俺にはほとんど説明できないくらいさ:
https://www.nesdev.org/wiki/PPU_palettes#2C02
CRTがいろいろな特性を持ってるだけじゃなくて、多くのコンソールは(当然!)コンポジット信号を生成する時にちょっとごまかしをしてるんだ。PPUの電圧は少し規格外だし、色アーティファクト問題を回避するためにタイミングもおかしいし、理想的な正弦波じゃなくて矩形波でクロマキャリアを生成するから、エッジ付近ではもっと面白い問題が起こるんだよ。それで、そんな全てがあって、さらにそれぞれのテレビがどう信号を解釈するかという様々な特性がある。それから電子を蛍光体にぶつけて、やっかいな現実世界と人間の知覚が関わってくる…もうめちゃくちゃだよ!

CodeArtisan 2025/11/11 12:55:42

Game Boy Advance版のFinal Fantasy Tacticsには、テレビ用のカラーモードがあったんだよ。

cbolton 2025/11/11 14:26:28

いいね、しかも2種類のLCDモードがあって、異なるGBA画面(おそらく初代GBAと初代GBA SP、それからバックライト付きのGBA SP用だろうね)に対応してたんだね!

chromehearts 2025/11/11 12:36:57

この問題に関する動画があるから見てみてよ
https://www.youtube.com/watch?v=2sxKJeYSBmI

nappy 2025/11/11 06:12:46

古い35mmプリントを「正典」と捉えるのはよくある間違いだよ。90年代のプロジェクターに合わせて作られたし、当時の映写環境も特殊だったからね。今35mmフィルムをデジタル化しても、当時映画館で見たものとは全然違う仕上がりになるんだ。

jama211 2025/11/11 06:47:28

当時のプロジェクターで35mmフィルムのスキャンが変わるって話は面白いし、一理あるね。でも、アラジンの現代デジタル版の空の色は完全に間違ってるし、完璧じゃなくても35mmスキャンの方が90年代の色に近い気がするな。

beAbU 2025/11/11 07:10:15

35mmプリントの話は、現代のビニールレコードがCDやストリーミングより本格的だと信じる人にも言えることだよ。全部デジタルマスターから来てるし、ビニールは元の音にはないノイズや色を加えるだけ。アナログだからって、別に音が良くなるわけじゃないんだ。

sersi 2025/11/11 07:26:16

35mmスキャンをしている保存活動のメンバーだけど、みんなプリントの退色や当時のプロジェクターの電球の色に合わせて調整してるよ。商業リリースのアラジンやターミネーター2なんかの色が歴史と違うのは、スタジオが遺産を大事にせず、お金をかけないからじゃないかな。

vanderZwan 2025/11/11 08:27:19

2000年代はビニールの方がCDよりマスタリングが良かったんだよ。CDはラウドネス・ウォーのせいで音質が犠牲になったからね。古い音楽だと、ラウドネス・ウォーが始まる前の80年代初頭のCDが一番良い音質らしい。詳しくはWikipediaの「Loudness_war」を見てみて。
https://en.wikipedia.org/wiki/Loudness_war

postalcoder 2025/11/11 07:24:56

記事の前提には異議を唱えたいな。35mmが正典ってわけじゃないし、筆者の35mmスキャンも僕が当時アラジンで見た色とは違うよ。子供の頃何度も見たけど、Blu-rayのスクショの方が断然見覚えがある。アラジンはベルビアみたいな色だったしね。筆者の35mmスキャンとVHSのリンクを貼っとくよ。
https://www.youtube.com/watch?v=AuhNnovKXLA
https://www.youtube.com/watch?v=dpJB7YJEjD8

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faeyanpiraat 2025/11/11 08:37:52

ターミネーター2、なんか問題あるの?デジタルリリースって何種類もあって、色がいいやつと悪いやつがあるってこと?

jorvi 2025/11/11 12:20:28

ラウドネス・ウォーは90年代〜2010年代がピークだったね。みんな安っぽいイヤホンやスピーカーで聴いてたから、そこで良く聴こえるようにしてたんだ。今は良いモニターが普及して、マスタリングもまたダイナミックになったよ。MetallicaのDeath Magneticが良い例で、2008年版は音圧爆上げだったけど、2015年版で直されたんだ。

sersi 2025/11/11 07:41:01

CRTテレビってマゼンタをあまり表示しなかったから、90年代のVHSではテレビで正しく見えるようにマゼンタを強調してたんだ。これは当時の常識だよ。だからVHSのマゼンタが濃いのは当然。個人的には、劇場で見たアラジンと、提示されたVHSの色は全然違う記憶があるけどね。

vanderZwan 2025/11/11 20:16:49

なるほど、それなら納得だね。ビニールがラウドネス・ウォーの影響を受けなかったのは、買う人が良いスピーカーで聴いてたからだろうし、クラシック音楽のCDが常にダイナミックレンジをフルに使ってたのも、同じ理由だろうね。

Cthulhu_ 2025/11/11 09:52:57

4K版は色調補正が面白いことになってるのがあるよ。Redditで見つけた投稿がこれ:https://www.reddit.com/r/Terminator/comments/d65pbi/terminat….左側がリマスター版ね。Matrixのリマスターでも緑色のカラーフィルターを追加したり削除したりして大騒ぎになったし、他にもリマスターで色調補正やフィルターがいじられた例はたくさんあるんだ。

postalcoder 2025/11/11 08:03:54

筆者はVHSが35mmスキャンベースで、過飽和がデジタル現象だって主張してるけど、それは間違いだよ。君の記憶の鮮やかさに口出しはできないけど、それはみんな頭の中のことだ。俺はこう覚えてるし、君はまた別の覚え方をしてるんだから。

jorvi 2025/11/11 21:11:26

レコード(Vinyl)は物理的にブリックウォール化できないんだ。針が扱いきれないからね。だから重低音もダメなんだよ、針が溝から振動で飛び出しちゃうから。スピーカーは関係ないんだ。レコードの制限が、よりダイナミックな(でも低音は少ない)マスターを生んだのは、偶然のラッキーだったってわけ。まあ、2010年代にヒップスターが再流行させるまでは、本当に死んだメディアだったけどね。

vanderZwan 2025/11/12 13:54:20

レコードがブリックウォール化できないって、へえ、知らなかったな!君を疑ってるわけじゃないんだけど、物理的にどういう仕組みなのかちょっと不思議で気になるんだ。ボリュームがずっと一定だったら、針の仕事は少ないんじゃないの?それとも、針が一度に拾える波形の重なりに何か限界があるのかな?

dehrmann 2025/11/11 06:54:41

これって、LCD以前のコンソールゲームが今どきのディスプレイで意図通りに見えないこととか、レコードがCDと音が違う(ミキシングやマスタリングが物理メディアの制約に合わせて行われたから)って話と似てるな。

bityard 2025/11/11 14:39:05

俺から見ると、HDRコンテンツをHDR対応じゃないシステムで再生しようとした時に起こること(サングラス越しに見てるみたいになるやつ)と全く同じに見えるよ。

sersi 2025/11/11 08:08:25

確かに、筆者は記事で話を簡単にしてるね。とにかく、VHSの場合、35mmスキャンが元になってるんだけど、それにマゼンタが追加されてたんだ。筆者が過飽和がソース転送現象だって言ってるのは間違いじゃないよ。当時のほとんどのテレビでは、YouTubeの動画ほどマゼンタは目立たなかっただろうね。まあ、当時のテレビも均一にキャリブレーションされてたわけじゃないし、テレビによって違いはあったけど。TLDR: 転送は難しいし、どの工程でも調整が狂う可能性があって、昔は一部の担当者がリンクの弱点を補正してたんだ。

jorvi 2025/11/12 14:36:16

ちょっとした授業が始まるよ、興味なければレコードの部分までスキップしてね。「ダイナミックレンジ圧縮」ってちょっと誤解されやすい言葉なんだ。実際には、静かな部分と一番大きい部分の差を縮めて、ピークの音量を0dBまで、あるいはそれ以上に押し上げてるんだ。人間は音が大きい方が良く聞こえるからね。でも、これでダイナミクスは失われる。昔は、音楽トラックは平均値が-14dBになるようにマスタリングされてたんだ。ストリーミングサイトがトラックを「ノーマライズ」するからね。レコードの話に戻ると、溝の動きが激しすぎたり、強すぎたりすると(溝は物理的な波形みたいなもの)、針が溝から少し飛び出しちゃうんだ。「激しすぎる」はブリックウォール化で、「強すぎる」はすごく深い低音で起こるよ。このリンクでブリックウォール化されたオリジナルの波形と修正版の波形を見てみてね。こんなひどいのもあるよ: [0] https://www.youtube.com/watch?v=SXptusF7Puo / https://www.youtube.com/watch?v=g7AbmhOsrPs[1] https://cdn.shopify.com/s/files/1/0970/0050/files/46eacedf-c...[2] https://happyhipster.wordpress.com/wp-content/uploads/2023/0...[3] https://happyhipster.wordpress.com/wp-content/uploads/2023/0

Ekaros 2025/11/11 07:04:32

CDがもっと安物になったのは、一度の作業で済ませられて、主に車とかBGMで聴くラジオ向けに、平均してより大きな音量が出るようダイナミックレンジを犠牲にしたからじゃないかな?CD自体は同じくらいのダイナミックレンジを再現できるのに、それじゃ追加の売上には繋がらないってことだよね。

boulos 2025/11/12 02:58:47

まさにその通りだったんだってさ!元の投稿者がRedditのフォローアップコメントでこう言ってたよ: https://www.reddit.com/r/Terminator/comments/d65pbi/comment/
>更新情報だよ、T2の4K版はMadVRでHDRを有効にしてテレビで再生すれば色が正しくなるHDR映画だって分かったんだ。これで色が正しくなったから、新しいスクリーンショットを撮ったよ:https://i.imgur.com/KTOn3Bw.jpg
>だけど、テレビがHDRモードだと4Kは100%正しいんだけど、HDRをオフにしてスクリーンショットを見るとまだちょっと色が変に見えるんだ。これが正しい色のスクリーンショットだよ:https://i.imgur.com/KTOn3Bw.jpg

projektfu 2025/11/11 10:59:09

ラウドネス・ウォーは80年代のあらゆるメディアで問題だったんだ。ポップやロックのレコードやテープは大音量すぎた。クラシックやジャズ、70年代のオーディオマニア向けロックと比べると、本当に残念な状況だったよ。

davidferguson 2025/11/11 12:11:08

映画ラボの現像処理って、すごく画質に影響するんだよね。同じフィルムでも続けて処理するだけで、仕上がりが全然違うことがあるらしい。だから、3ストリップ・シネラマの新しいプリントを作るのが今じゃほぼ不可能ってわけ。知識も設備ももう残ってないんだ。

ForHackernews 2025/11/11 10:23:14

『トイ・ストーリー』の場合、Pixarチームは最終的に35mmプリントを目指して作業してたみたいだから、それが公式のオリジナルだと考えるべきだろうね。クリエイティブチームが意図した形ってことだ。

Cthulhu_ 2025/11/11 09:55:23

本物かはともかく、以前はラウドネスが最大じゃなかったり、ダイナミックレンジが良かったりしたらしい。音楽の質は別として、個人的にはCDよりレコードの方がコレクターズアイテムとしての価値が高いと思うんだ。壊れにくいし、アートワークもたっぷり楽しめるしね。

davidferguson 2025/11/11 12:15:01

記事で使われた『アラジン』のスキャン画像だけど、それは35mmの予告編から、どんなスキャナーで、どんな処理をしたか不明なものなんだ。だから、解像度とかアーティファクト以外は、比較にならないってことだよ。

HelloMcFly 2025/11/11 15:19:25

『ターミネーター2』のブルーレイと4Kを持ってるけど、4K版はHDRがあってもマジでひどい出来だよ。DNRでフィルムグレインを消してるせいで、なんか犬のフンみたい。2017年の3D版のために作られたからみたいだけど、色がやたらと青いのも最悪だね。

johngossman 2025/11/11 06:46:34

いい記事だけど、半分しか語られてないね。劇場版と現代版を比較してるって言うけど、実際はスキャナーも設定も不明なフィルムスキャンをテレビで見てるだけ。比較画像がどうやってキャプチャされ、ウェブ用にJPEG化されたか、そして俺たちの画面でどう見えるか、全部影響する。Catmullたちが素晴らしい仕事をしたのはわかるけど、この比較じゃ何もわからないよ。自分で画像をダウンロードしてフィルターかけたら、いくらでも変えられるからね。俺の60歳の目も、映画館で見た頃とは違うしな。

IlikeKitties 2025/11/11 13:21:19

『マトリックス』には複数のバージョンがあって、公式リリースもそれぞれ見た目が違うんだ。YouTubeにいくつかリンクを貼っておくね。
https://www.youtube.com/watch?v=1mhZ-13HqLQ
https://www.youtube.com/watch?v=Ow1KDYc9XsE
https://www.youtube.com/watch?v=Z2eCmhBgsyI
個人的にはOpen Matte版が究極のベストだと思ってるよ。

postalcoder 2025/11/11 08:14:09

マゼンタの件は面白かったな。新しいことを知ったよ。他のコメントを見る限り、これは色補正の話がほとんどみたいだね。自分の記憶は考えれば考えるほどあやふやになってくる。紫の色は覚えてるけど、もしかしたらアニメを見てた影響かもしれないな。

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